仙台、光のページェント打ち切り　配線設備でぼや２回

　仙台市青葉区の定禅寺通りで開催中のケヤキ並木をイルミネーションで彩る「ＳＥＮＤＡＩ光のページェント」で１４日夜、配線設備から出火するぼやが２回発生した。実行委員会は午後９時半、「観客に危険が及ぶ可能性がある」としてイルミネーションの点灯を打ち切った。イベントは３１日までの予定だが、今後の開催について１５日に話し合う予定。

　仙台中央署などによると、１４日午後６時５分ごろ分電盤から出火、イベント関係者が約１０分後に消した。同９時１５分ごろには約２０メートル離れた分電盤から出火、こちらも関係者が約１０分後に消し止めた。いずれもケヤキや建物などには燃え移らず、けが人もいなかった。