国内携帯電話シェア・2010年第3四半期、iPhone効果でアップルが初の「トップ5」入り……IDC調べ
今回、同市場が大幅なプラス成長を遂げた要因としては、(1)ソフトバンク向けアップル製「iPhone」の出荷台数が100万台を超え、スマートフォン需要をけん引したこと、(2)スマートフォンに限らず、上位機種から中・下位機種においても堅調な販売の伸びがあったことの2点が挙げられるという。
端末ベンダー別出荷台数シェアでは、今回もシャープがシェア第1位(18.8%)を獲得。同社は、18四半期連続でトップの地位を維持している。また、NTTドコモ向けに積極的に新機種FOMAを供給したパナソニックモバイル社が、シェア16.6%を獲得し、前回の4位から順位を2つ上げた。富士通は、安定した「らくらくホン」人気に加え、FOMA上位機種での販売が好調で、前回の第2位から1つ順位を下げたものの、獲得シェアポイントは15.1%を維持し、前回同様「トップ3入り」を果たした。第4位は、au KDDI向けの中位・下位機種において高いユーザー評価を得ている京セラが、前回から1つ順位を上げ、第4位(12.7%)。そして第5位に、「iPhone 4」が国内最大の販売台数を記録しているアップル社が、国内市場で初の「トップ5入り」を果たした(12.2%)。
IDC Japanでは、2010年の見通しに関して「第4四半期(10月~12月)は、シャープ製品を中心とした新規スマートフォン出荷が大幅に増加する可能性が高い。このため、同四半期におけるスマートフォン出荷比率は20%を超え、年間出荷台数においてもプラス成長になる可能性が高くなっている」と分析している。
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