東京・池袋の東武百貨店池袋店(豊島区西池袋1)で7月、宝飾時計売り場の外壁に穴が開けられ腕時計などが盗まれた事件で、警視庁捜査3課は13日、自称貿易商、曽何泳容疑者(53)らいずれも中国籍で香港在住の男3人を窃盗容疑などで逮捕したと発表した。捜査3課は、3人は外壁を壊して侵入する中国系窃盗グループ「爆窃団」の一員とみている。
逮捕容疑は、6月30日深夜から7月1日未明、同店6階の時計売り場に面する外壁に約60センチ四方の穴を開けて侵入。腕時計を陳列しているショーケースを割り、腕時計71点(総額約1630万円)を盗んだとしている。
店の防犯カメラには、曽容疑者らに似た3人組の男が事件数日前、売り場などを下見する姿が映っていた。【山本太一】
毎日新聞 2010年12月13日 13時00分(最終更新 12月13日 13時30分)