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【格闘技】

統一戦に限りIBF、WBO認可 東日本ボクシング協会

2010年12月14日 紙面から

 東日本ボクシング協会は13日、東京都内で理事会を開き、WBA、WBCの王者に限り、日本では未公認団体のIBF、WBO王者と統一戦を承認することを決めた。出席理事20人が賛成し、全会一致だった。23日に神奈川県熱海市で行われる日本プロボクシング協会(JPBA)の理事会で意見を提出し、協会としての正式な結論を出す。その後、日本ボクシングコミッション(JBC)に申し入れる予定だ。日本ボクシング界は2団体から4団体への第一歩を踏み出した。

 歴史が動いた。世界的にはWBA、WBC、IBF、WBOの主要4団体がメジャー団体。これまで日本は世界王者の権威を重んじるためWBA、WBCの2団体しか認めず、IBF、WBOは未公認だった。

 東日本協会が「統一戦に限りIBF、WBOを承認する」に至った経緯として、(1)ファンの8割が加盟を求めている(2)他団体王者との好カードを提供できる(3)世界王者が乱立せず、王座の権威を守ることができる−の3点を理由に挙げた。現段階でWBA、WBC同様に加盟することには、慎重論があったという。

 ただ、WBO、IBFの王座を獲得した場合、防衛戦を認めるかは未定だ。大橋協会長は「国内防衛も認めるか、海外防衛のみOKか、即返上となるのか、今後検討する。JPBAでも議論になる」と話した。

 23日のJPBAの理事会は北日本、東日本、中日本、西日本、西部の5協会が意見を持ち寄り、結論を出す。西日本は「IBF、WBOの加盟」を求めているが、最初のステップとして「統一戦のみ」となりそうだ。

 

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