“１人３役”仙谷氏「すべて首相のご意志　辞めたくなったことはない」

記者会見で質問者を指名する仙谷官房長官 Photo By 共同

　「好奇心が強い方だから辞めたくなったことはない」。仙谷由人官房長官は１４日午前の記者会見で、法相と拉致問題担当相を兼務する現状について、過重負担などを理由に自ら兼務解消を求めることはないと表明した。

　仙谷氏は「あまり若くないかもしれないが何とか頑張っている。菅直人首相が『やれ』と言うんだから、できる限りやらなければならない。すべて首相のご意志だ」と強調。ただ「官房長官として仕事を取り込みすぎたかなと反省している」と述べ、兼務より「本職」の多忙さをぼやいた。

[ 2010年12月14日 11:40 ]