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新発田の詐欺:新発田信金元職員、起訴内容を認める--初公判 /新潟

 勤務していた新発田信用金庫の担当職員にうそを言い、現金500万円を出金させ、だまし取ったとして詐欺の罪に問われた新潟市中央区山二ツ、元同信金支店長代理、田辺一重被告(57)の初公判が10日、新潟地裁(宮部良奈裁判官)で開かれ、田辺被告は起訴内容を認めた。

 起訴状によると、田辺被告は09年2月6日、顧客から普通預金を別の口座に預け替えるよう依頼された際、預金の払い戻しを頼まれたように偽り、支店の職員に現金500万円を出金させ、だまし取ったとしている。

 検察側の冒頭陳述によると、田辺被告は給料を飲食やパチンコなどの遊興費に使い、信販会社から一時700万円に上る借金をしていた。同様に同信金から現金を繰り返しだまし取っては、遊興費や流用した現金の穴埋めに充てていたという。

 同信金は同2月、田辺被告を懲戒解雇し、同6月、顧客の預金から総額約6800万円を着服したとして県警に告訴。検察側は余罪についても追起訴する方針。【畠山哲郎】

毎日新聞 2010年12月11日 地方版

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