|
2010年12月13日(月) 19:25 |
|
|
イノシシ警戒、保護者付き添い登校
12日岡山市南区で、イノシシに襲われ男性2人がけがをしたことを受け、近くの小学校では保護者付き添いでの登下校が行われました。 この地区では、今年イノシシの目撃が相次いでいますが、人を襲うのは初めてということで警戒を強めています。
イノシシ警戒のため保護者付き添いでの登校となったのは、岡山市南区の灘崎小学校迫川分校の児童です。 周囲を山に囲まれた奥迫川地区の児童3人は、保護者の車で登校しました。 イノシシが人を襲ったのは、岡山市南区迫川の市道です。 12日午前8時40分頃、体長およそ1.5メートルのイノシシが、近くに住む79歳の男性に馬乗りになり、胸や腕を蹴るなどして軽傷を負わせました。 また側にいた68歳の男性は、はずみで道路わきの用水路に転落し、腰などを打つ軽いけがをしました。 イノシシは男性二人を襲ったあと、山の方に向かって逃走しました。 近所の人の話では、この地区では今年イノシシの目撃情報が相次いでいるということですが、人を襲ったのは初めてだとということです。 灘崎小学校迫川分校は、男性が襲われた現場からおよそ100メートルの距離にあります。 また現れた時間帯が登校時間に近かったため、13日から学校では保護者らが付き添っての登下校を始めました。 学校では、少なくとも冬休みに入るまでは保護者付き添いでの登下校を続けて、イノシシに警戒したいと話しています。
|
|