新世紀のビッグブラザーへ贈るメッセージ
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さて、何か「最!終!回!」あるいは「次号!クライマックス!」みたいなタイトルですが、別に本ブログが終わるわけではありません。ご安心ください。
そもそも「新世紀のビッグブラザーへ」の「ビッグブラザー」とは何かと言えば、オーウェルの「1984年」に登場する独裁者のことです。また、英語の「隠語」として、ビッグブラザーはそもそも独裁者を意味するようでございます。
頭に「新世紀の」とついていますので、当然ながら「21世紀のビッグブラザーへ」贈るメッセージが、本ブログそのものであり、拙著「新世紀のビッグブラザーへ(PHP研究所)」というわけでございます。
さて、21世紀のビッグブラザーとは何のことかと言えば、ずばり「情報を統制することで全体主義を維持しようとする、もしくは確立しようとする人々」になります。お隣の中国共産党は、「情報統制で全体主義を維持しようとする人たち」の方ですね。
『尖閣:“中国人”が動画投稿で自国政府非難…「命がけだ」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1109&f=politics_1109_009.shtml
ユーチューブ(日本版、=Youtube)に、中国人と称する若者による、尖閣諸島問題絡みで自国政府を非難する内容の動画投稿が複数種類、掲載された。若者は自分の行為を「命がけ」などと紹介した。
登場するのは若い男性で、日本語で意見を披露する。住居またはホテルの1室で撮影したように見える。動画内で自分を「中国生まれの中国人」と紹介した。
尖閣諸島近海での衝突事件絡みで、主に中国政府の情報統制を非難。9月7日の事件発生から、中国人の間では日本の船が中国の漁船にぶつけたとの見方が一般的だったが、「日本が体当たりするわけはないと思っていた」、「中国政府はうそをついている」、「ビデオが公開されたとたん、中国政府は無言になった」、「中国のサイトに掲載されたビデオは、(当局に削除され)跡形もなくなった」などと論じた。
反日デモについては、「中国政府がメディアを使い、民衆を間接的に、つごうよく動かしている」、「(その方法で)効果、いやすまない、日本にとっては被害が出た」などと論じた。
尖閣諸島の帰属について、自分は「中立の立場」と主張し、「(中国人は情報を操作されない)平等の立場で、日本と争うべきだ」、「本当に尖閣が日本領なら、ビデオは最大の味方になる。日本は(中国人の考え方を)逆転できる」などと論じた。
投稿者は「ことばによるぶつかり合いをすべき」として、ことば以外の衝突は「見たくない」と主張。日中両国の政府がことばすら交わせない状態を批判した。1回目という動画では、投稿について「もう、あともどりはできない」、2回目では、「本当は、こんな危険なことはしたくない」など、中国当局の弾圧の対象になる可能性があるとの考えを、にじませた。』
【(1)勇気ある中国人が尖閣ビデオ_中共について命懸けで本音を語る 】
http://www.youtube.com/watch?v=uQCSWT8Pc9s
【(2)勇気ある中立的な中国人が尖閣について解決対策を語る 】
http://www.youtube.com/watch?v=_M4O8HTJ3hI
新世紀のビッグブラザーに支配された国の若者が、文字通り「命がけ」で日本人にメッセージを贈っています。彼は近未来の日本における「タチバナススム」であり、「フジサキミキ」なのです。(※拙著「新世紀のビッグブラザーへ」の主人公とヒロイン)
『【海保職員「流出」】菅政権、「矮小化」と「論点すり替え」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101111/plc1011110120001-n1.htm
中国漁船衝突事件のビデオ映像流出という問題提起を、1人の海上保安官の「個人的犯行」に矮小(わいしょう)化してはならない。ここに至る菅政権のドタバタは、領土・領海に対する菅政権の認識がいかに心もとないかを明らかにし、国民の知る権利がどれほどないがしろにされているかを、白日の下にさらしたからだ。
「治安に関与する職員が情報を故意に流出させたとなれば、大阪地検特捜部の(押収資料改竄(かいざん)・犯人隠避)事件に匹敵する由々しい事案だ」
仙谷由人官房長官は10日の記者会見で強調した。事件は悪質だと言いたいのだろうが、全く異なる2つの事例を同列に並べた時点で論理は破綻(はたん)している。
9日の衆院予算委員会でも、仙谷氏は「(映像を故意に流し)逮捕された人が英雄になる風潮があっては絶対にいけない」と述べている。一見もっともらしいが、衝突事件で逮捕された中国人船長を“超法規的”に釈放し、中国での英雄扱いを招いたのは政府だ。(後略)』
『“海保長官 責任は免れず”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101110/k10015154531000.html
仙谷官房長官は記者会見で、尖閣諸島沖の衝突事件の映像が流出した問題で、神戸海上保安部の海上保安官が「自分が映像を流出させた」と名のり出たことについて、「故意に情報を流出させたのであれば、ゆゆしき事案だ」としたうえで、鈴木海上保安庁長官の責任は免れないという認識を示しました。
(中略)
一方、仙谷官房長官は、海上保安本部に「海上保安官をかばってほしい」といった意見が寄せられていることについて、「国民の過半数が、そのように思っているとはまったく思わない。国民は信頼できる捜査を求めており、事件が起こればしかるべき処分をしてもらいたいという、健全な国民が圧倒的多数だと信じている」と述べました。』
『映像流出 民主・藤井氏“情報管理見直しを”
http://news.tbs.co.jp/20101106/newseye/tbs_newseye4569554.html
民主党の藤井元財務大臣はTBSの番組「時事放談」の収録で、中国漁船衝突事件を撮影したとみられる映像が流出したことは政権を揺るがしかねない不祥事だとして、早急に政府の情報管理のあり方を見直す必要があると強調しました。
(中略)
藤井氏は今回の流出について、重大な国家機密の漏えいで許されることではないと指摘したうえで、「インターネットへの対応を考え直さないといけない」と述べ、早急に政府の情報管理のあり方を見直す必要があると強調しました。』
NHKの世論調査によると、尖閣諸島や北方領土をめぐる外交問題に対する菅内閣の対応への評価は以下の通りでした。
◇大いに評価する 1%
◇ある程度評価する 12%
◇あまり評価しない 44%
◇まったく評価しない 38%
大いに評価するが1%って、物凄い数値です。何しろ、BBCの「世界に良い影響を与える国アンケート」で、日本人の「北朝鮮が世界に良い影響を与えている」という評価が、同じく1%でした。菅政権の外交を大いに評価する人は、北朝鮮が世界に良い影響を与えていると感じている人ほど「多い」というわけでございます。
国民世論が完全に菅政権の責任を問うているにも関わらず、仙谷官房長官をはじめとする民主党は、やれ「海保が悪い」だの、やれ「流出者を英雄扱いするな」だの、やれ「海上保安庁長官の責任だ」などなど、ひたすら「他人のせい」にすることで事態を誤魔化そうとしています。そもそも、当初にビデオを公開しておけば、現在の問題はおき得なかったにも関わらず、自らの責任は微塵も感じていないようです。
今回の一連の騒動や、あるいは2009年9月以降の日本に起きた様々な混乱、失政が「素晴らしい」と思うのは、そもそもこんな連中を政権の座につけたのは、わたくしたち日本国民であるという事実です。誰のせいにすることもできません。無論、わたくしは民主党なんぞに投票しませんでしたが、それでも責任を負うべき有権者の一人なのです。
アメリカのせいでもなければ、中国のせいでもない。
わたくしたち日本の有権者一人一人が投票した結果、現在の事態を招いたわけです。民主党は他人のせいにするのが大好きですが、わたくしたちまで彼らに見習う必要はないでしょう。現在の事態は、全てわたくしたちの責任です。
だからこそ、誰のせいにすることもなく、正しい道へと戻すパワーが社会的に沸いてくると信じます。
これは本当に素晴らしいことです。
何しろ、わたくしたちは「投票する」ことで、日本の民主党を追い落とし、日本国家を正しい道へ戻すパワーを持っているのです。
先にご紹介した中国の若者は、中国国家を正しい道へ導くパワーを持っていません。何しろ、彼には選挙の投票権がないのです。
「彼には投票権がない」という言葉の重みを感じて頂いた方は、↓このリンクをクリックを。
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