【動画ニュース】
※動画はパケット定額制を設定の上、ご覧ください。
去年6月、鹿児島市下福元町で高齢の夫婦が殺害された強盗殺人事件の裁判員裁判はきょう被告の姉が証人として出廷しました。
強盗殺人などの罪に問われている白濵政廣(しらはま・まさひろ)被告(71)の裁判員裁判はきょう公判7日目を迎え、一緒に暮らしていた白濵被告の姉が証人として証言台に立ちました。
そして、白濵被告のアリバイについて事件発覚の4日前の去年6月15日の午前中に家を出た後、被害者2人が遺体で発見された19日の夕方まで姿を見ていなかったことを明らかにしました。
その上で白濵被告の姉は、被告にアリバイがなく容疑がかけられていることについて「弟の部屋に行き姿を確認していたら、こんなことにならなかった。後悔している」と話しました。
また、「弟はお年寄りを大切にするやさしい性格だった」と証言しました。
きょうは連日の公判で裁判員が疲れていることに配慮して、裁判長が検察側と弁護側に円滑に審理するよう促す場面もありました。