久しぶりに超人ロックのコミックを買った。少年キング時代のコミックは全巻読破したの だが、その後はすっかりご無沙汰していた。まあキング時代の全巻も揃えたのは妹なのだ が。実は俺は社会人になるまでほとんど自分でコミックを買ったことがなかったという( 笑)。 ニルヴァーナ編、全4巻のうち4巻目しか読んでない。本屋になかったので。そのうち1巻 から3巻も買おうと思うが…。でも超人ロックとの付き合いは長いから、なんとなくここ までの物語は想像できてしまう気もする。 * * * 第2次汎銀河戦争が起きる話。第2次というからには第1次もあるわけで宇宙暦200年 あたりで銀河連邦が成立したあと、宇宙暦500年に連邦が崩壊、これが(第1次)汎銀 河戦争。その後銀河帝国が成立するが、宇宙暦900年頃に帝国が崩壊し新銀河連邦が成 立する。今回の第2次汎銀河戦争はよくわからないが宇宙暦1200年頃と思われる。ち なみに宇宙暦元年は西暦26世紀あたりらしい。つまり「今」は西暦38世紀ぐらいか。 第1次汎銀河戦争は(旧)銀河連邦の気詰まりから起こった。ライガー教授によって引き 起こされた。ライガーは連邦のどこかの大学の教授なのだが、ある日突然「銀河を救う」 使命に目覚めたらしい。別に狂気に駆られたわけではなく、経済予測からこのままでは銀 河連邦が崩壊し未曽有の混乱が起きる、その前に人為的に崩壊させ、連邦の足かせを解き 、各惑星の自由な発展に委ねたほうがいい、と考えたらしい。 教授はインナークロスという教団を組織するとともに、ジオイド弾という惑星を破壊する ミサイルを作り連邦の中枢に打ち込んだ。結果連邦は事実上崩壊。銀河系全体がさながら 戦国時代のような混乱に陥る。しかしそれでもあのまま放置しておくよりはまだマシで人 類の生き残る確率は増えたのだという。 ライガー教授は破壊と並行して再建も考えていた。とある自給自足の惑星ファーゴにコン ピュータを設置し、銀河連邦再建の礎を準備していた。教授本人は途中で死ぬが、その遺 産によりやがてファーゴを首都とする銀河帝国が成立する。 * * * 今回の話は旧銀河連邦→銀河帝国→新銀河連邦と続いた新銀河連邦の社会が停滞し、再び 銀河連邦を崩壊させることを目論む人物が現れる。そしてジオイド弾も再び用いられる。 しかし今回は辛くも連邦崩壊までは寸前で食い止める話になっている。 振り返ってみると第1次汎銀河戦争が描かれた「マインドバスター」は1982年に描か れた。1980年代は米ソ冷戦の真っ盛りであり、ソ連の行き詰まりが顕著になってきた 時期でもある(1960年頃まではソ連経済は比較的うまくいっていた)。崩壊寸前のソ 連が苦し紛れに西側諸国に戦争を仕掛けてくる、というのが当時想定された悪夢だった。 結局ソ連は1991年に崩壊するのだが、巨大国家崩壊にしては予想外に平和裏に行われ た。戦争は起きなかった。人類は意外と賢明だったのだ。 * * * 超人ロックの2つの汎銀河戦争の結末の違いは、この1991年のソ連崩壊の前と後の世 相の違いを反映している思うのは俺だけだろうか。人類が絶滅する可能性があるほどの大 混乱を避けるために意図的に戦国時代を起こすという第1次と、人類の英知を信じ戦争を 回避するという第2次。 ちょっと第2次の方は楽観的過ぎる気がするが、超人ロックが生きてきたこれまでの様々 な歴史、そのほとんどが戦いの歴史、最初の植民惑星の独立戦争から始まり、銀河連邦の 結成、銀河帝国、新銀河連邦と、何度も行き詰っては平和を願い統治システムを構築しな おす人類の歴史、が随所に挟み込まれているので、感慨深い。 * * * 超人ロックのストーリーは多岐にわたるが、銀河連邦や銀河帝国の話は、アシモフのファ ウンデーションシリーズがベースだろう。知識(のデータベース=コンピュータ)こそが 銀河における真の力であるというのも、ファウンデーションシリーズに通じるものがある 。ライガー教授はハリ・セルダンのポジションだろう。
ひろゆきがtwitterで就活の研修(なのかよくわからんが)を批判していた(のか これもよくわからんのだが)。twitterなので短い発言で内容が読み取りにくいの だが、自分で工夫することなしに、他人の後ろを追いかけて安全・簡単に生きようとする 人、もしくはそれを促す研修を批判しているっぽい。 「自分で考えましょう」「工夫しましょう」というのは小学校から言われ続けてきたこと だ。それ自体は正しい。実に正しい。俺もこのブログで様々な形を変えて主張しているこ とだ。「自分で考えることが大事だ」と。 だがちょっと待ってほしい。すべての人間が創造的な工夫をする仕事につくわけではない し、それができるわけでもない。さらにいえばそうすべきですらない。兵隊のように指図 されたことを忠実に実行する人々が社会に必要。 そしてそういう事の方が向いている人の方が、おそらく数も多い。なぜ子供の頃から「自 分で考えましょう」「工夫しましょう」と言われ続けるかといえば、そうしない人が多い からだ。そして言われ続けても大半の人は結局そうしない。向いていないのだ。「考える ことが大事」というのは、数少ない考える才能を持つ人を発掘するためであり、最初から 全員がそうなることを想定してるわけではない。 * * * こんなことを書くと不評や反発を買うだろうけれど、そもそもなぜ反発するのだろうか? 「おまえらは考えられない人間だ」と言われることに反発するのだろうけど、それは「考 えられない人間=劣った人間」という前提があるからだ。 しかし人間の良さはそれぞれだ。誰もがクリエイティブな能力を要求される仕事につくの が正しいわけではない。「自分で考えられない人間は社会で通用しない」というのは、誰 もがプロ野球の選手になれるぐらい野球がうまくなければ社会で生きていけないというよ うなものだ。 もちろんどんな仕事でも工夫は大事だ。常にもっと改善点がないか考えながら仕事をすべ き。しかし工夫ができないからといって、その人が仕事ができないわけではない。全く新 しい分野ならいざしらず大半の仕事はこれまで多くの人が長い年月をかけてやり方のフォ ーマットを作り上げてきた。 いまさら大きな改良の余地は少ないだろう。わずかでも改良し続けることは大事だし否定 はしないが、できないからといって大幅に仕事のパフォーマンスが下がるとも思えない。 * * * だったらその人は他の人とどうやって差別化するのだ?その人ならではの能力は何を評価 するのか?というかもしれない。軽視されがちだが長年にわたって「言われたことを実直 にそのままやり続ける」というのは、そう誰でもできることではない。1回や2回なら誰 でもできるだろうが、コンスタントにそれを維持できる人がいるなら、その人は余人を以 って代え難い人材といえよう。 世間では「コミュニケーション能力が大事」「自分で考え工夫できることが大事」と馬鹿 の一つ覚えのように言われるが、実際には会社には様々なタイプの人間が必要。会社には 様々なタイプの作業がある。 クリエイティブな能力をもつ人間だけ揃えても会社は機能しない。彼らは単純なルーチン ワークを嫌う。無理にやらせ続ければ辞めてしまう。それは正しい。彼らは彼らの能力を 活用できる職場に行くべきだ。 しかし会社にはルーチンワークをこなす人は必要。コミュニケーション能力がなく、自分 で考えることが苦手な人は、意外と会社に必要なのだ。ルーチンワークを飽きずに、感情 や体調に左右されることなくムラのないパフォーマンスを発揮できる人材なら尚いい。 そしてそういう事の方が自分に向いていると思う人は、躊躇することなくそれをアピール すべき。実は苦手なのに付け焼刃で「自分は創意工夫が大好きだし得意です」というより も、ずっといい。おそらくその方が採用されるであろう。考え工夫する事が苦手でルーチ ンワークも退屈で嫌だとなると、どうにもならないが。
子供の頃、学校の遠足か何かで日原鍾乳洞に行った。よく覚えていないが夏休みにクラブ の有志で行ったこともあったような。合計3回ぐらい行っている気がする。 小さいころの記憶ではバスがカーブをすごい角度で曲がって走っていったのが印象的だっ た。窓の外はすぐに谷底で、遠心力なのかカーブの傾斜なのか、とにかく曲がるたびにみ んなでキャーキャー騒いでいた。 ところが最後に行った時は、それほどでもなかった。まあその頃はかなり成長していたか ら、ちょっとぐらいのことでは動じなくなっていたのかな、とずっと思っていたが、ふと 地図を見ていると日原街道には新道と旧道がある。新道の日原トンネルの開通は昭和54年 (1979年)らしい。 * * * ひょっとして新道ができたためにカーブが減り、怖さが減ったのだろうか。最後に行った 時期がいつなのかよく覚えていないが、日原トンネル開通の前後の微妙な時期のような気 がする。 そもそも現在の日原トンネルが作られたのは、山の斜面で大崩落が起こり旧道が埋まって しまったためらしい。昭和47年(1972年)のことらしい。でもじゃあ昭和47年か ら昭和54年までの7年間はどうしてたのだろう?崩落した場所は現在もそのままになっ ている。 少なくとも昭和47年から昭和54年の間のどこかで俺はバスにのって日原鍾乳洞に行っ たはず。新道の開通が昭和54年なら旧道を通って行ったはずなのだが…。旧道の大崩落 が昭和47年というのが違うのだろうか?それとも昭和47年に大崩落が起きた後も一度 旧道は復旧し、現在埋まっているのはさらにその後にまた崩落が起きて現在の姿になって いるのだろうか。わからん…。 Webを検索しても大崩落現場の探検レポートとかは色々ヒットするのだが、日原トンネ ル開通前後の経緯が見つからないのだよね…。 * * * 検索してて見つけたすごく面白いサイト。 道路レポート 都道204号日原鍾乳洞線 旧道 http://yamaiga.com/road/nippara/main.h tml 道路レポート 都道204号日原鍾乳洞線旧道 兎峰橋 http://yamaiga.com/road/nippara6/main.h tml いや~見てると時間がたつのを忘れる。特にこれなどは東京都の道とは思えん。 道路レポート 日原古道探索計画 http://yamaiga.com/road/nippara/main9.h tml * * * 旧道の写真。たぶん子供の頃の俺はこの道をバスで通ったのだな。 日原トンネル旧道を歩く http://kasetsu.sukimakaze.com/hobby/n ippara4.htm いまは土砂と落石に埋もれかけている上に、この先は石灰採掘場になっている。旧道自体 石灰を掘るために削ってしまったようだ。この旧道の下にさらに古い道があったらしい。 上には現在の街道(新道)が通っている。なんかだんだん道が上に登っているような(笑 )。昔の技術では下の方にしか道を作れなかったのだろう。 * * * なんとなくわかったような気がする。旧道には2箇所崩落箇所がある。日原側と奥多摩側 。日原側の崩落箇所は旧道のトンネルが貫いている。つまり旧道は崩落していない。旧旧 道はこの崩落で跡形も無くなっている。一方奥多摩側の崩落箇所は旧道を直撃している。 しかし上記のサイトにもあるが、この2つの崩落は石灰採掘の土砂のようだ。つまり自然 の崩落ではないようだ。この崩落のために旧道や旧旧道が廃止されたのではなく、新しい 道が作られたので、用済みになった旧道や旧旧道を犠牲にして石灰採掘を続けたと思われ る。 つまり旧旧道の上に旧道が作られ、旧旧道が用済みになったので道が埋まるのを承知でそ こに土砂を捨てた。これが日原側の崩落箇所。そして新道が作られ旧道が用済みになった ので、同じように土砂を捨てたのが奥多摩側の崩落箇所なのだろう。 昭和47年の崩落がどこで起きたのか分からないが、それは現在崩落箇所と呼ばれている ところではなく、もっと小規模な崩落だったのだろう。だからそれは補修され旧道は使わ れ続けた。しかし旧道は常に小規模な崩落にさらされ続けている状態だったので、これを きっかけに新道の建設計画が始まったのだろう。 あるいは旧道が石灰採掘のじゃまになったのかもしれない。おそらく丈夫な新道を建設し たいという思惑と、旧道を削って石灰採掘したいという2つの思惑が一致して、新道が建 設されたのではあるまいか。現に新道の上にも採掘場があり、新道のトンネルはその下を 通っている。これは旧道のトンネルが日原側の崩落箇所の下を通っているのと同じ構図だ 。 関連記事:どうして「こち亀」では奥多摩町がないのはなぜ?
ATOK2011が発表された。発売は例によって来年だが。今回評価できるのは、ユー ザーインターフェイスの方針転換が感じられること。MS-DOS時代から続くATOKは 、キー操作が複雑怪奇でどれほどの人が使いこなしているのか、以前から疑問だった。 大半の人はSPACE(変換)とENTER(確定)しか使ってないのではなかろうか。 あとはF7(カタカナ変換)、F8(半角変換)ぐらいだろう。今回のバージョンアップ で、変換候補一覧からの選択でなるべく済むようになった。英字変換や連想変換なども一 般の変換候補と同じウィンドウに表示される。推測変換も改良されたが、これはまだ足り ないような気がする。TABを押さなくても最初から全候補表示すべきだと思う。 ともあれ、いままでは熟練者が使いこなせば最小限のキー操作で文章を入力できるという 方向だった。これが、多少冗長なキー操作が必要でも初心者に分かりやすいことを重視す るようになった。正しいと思う、これこそ時代の流れだ。 * * * 変換候補の一覧には伝統的に1~9までの数字が振られていて、その数字を押せば当該の 候補を一発で選択できる(設定により、数字でなくアルファベットにもできるが)。この 機能ってそもそもどれだけ使っている人がいるだろうか。今日日、変換キーを必要な回数 だけ押して目的の候補を選択する人のほうが多いのではなかろうか。かくいう俺もだ。 この機能があるために逆に、選択済みの候補を確定させないと続けて数字を打つことがで きない。アルファベットなら未確定状態でもそのまま続けて打てば、未確定の候補が確定 されてアルファベットが続いて入力できるけれど。 Google IMEの設定に「1~9」「A~L」「なし」の選択があるのを発見して、ためしに「な し」にしてみた(ATOKは「数字」か「アルファベット」の二択。MS-IMEは「数 字」か「なし」の二択)。俺にとってはこの方が使いやすいように感じる。特に予測変換 でTABキーで選んだあとは、いちいちENTERキーで確定せずとも、そのまま次の文 字を打っていけばいいから楽だ。 * * * IMEのON/OFF機能は伝統的に「全角/半角」キーのトグルだが、これを使いやす いと感じる人がいるだろうか。トグルだから現在どっちのモードになっているか分かりに くい。キー操作をカスタマイズする人はON=「変換」キー、OFF=「無変換」キーみ たいに割り当ててることが多い。これなら現在どっちのモードであろうと「変換」キーを 押せば必ずIMEがONになる。いちいち確認する必要がない。 俺はさらに「ひらがな」キーを押すと常にひらがな入力モード、「英数」キーを押すと常 に半角英数字入力モードになるようにしている。 IMEの操作にトグルが多いのはMS-DOS時代の名残だと思う。DOS時代の最初期 のかな漢字変換はテキスト画面の最下行に横一列に変換候補が表示されていた。入力モー ドもそこに一緒に表示されていたから、モードを確認するのは苦ではなかった。 それがWindows時代になって変換候補が入力中の文章の場所に表示されるドロップ ダウンメニューになり、一方で入力モードの表示は言語バーになってしまったので、視界 の中で両者の位置が大きく離れてしまった。ATOKには入力モードをカーソル位置に表 示する機能もあるが、これはこれで非常にうっとうしい。 * * * Windows95が発売されて15年。もはやMS-DOSなど知らない世代の方が多 いだろう。Justsystemが日本語入力のリーディングカンパニーを自認するなら 、GUI時代に合ったユーザーインターフェイスを先陣を切って研究し開拓すべきであっ た。 参考サイト: 各日本語入力プログラムの特徴(MS-DOS時代)http://www4.airnet.ne.jp/koabe/com_ inet/im/feature3.html 各日本語入力プログラムの特徴(Windows3.1時代)http://www4.airnet.ne.jp/koabe/com_ inet/im/feature4.html 各日本語入力プログラムの特徴(Windows95/98以降)http://www4.airnet.ne.jp/koabe/com_ inet/im/feature5.html 関連記事:atokを馬鹿だと感じる理由 ATOK2010で追加された細かな機能 1年間の沈黙を破りパワーアップしたかつてない変換効率を誇るATOK2010登場 ATOKの「話し言葉」優先は馬鹿 「日本語大博物館―悪魔の文字と闘った人々」(ジャストシステム) 話し言葉と書き言葉は違うべきか? 美しい日本語
以前から2chは過疎化していたけれど、なんかここに来て一段と過疎化が進んだと感じ る。今年の初めぐらいまでは、ここまでひどくなかった。夏ごろはあまり見てなかったの でよく分からないが、秋になって見たら書き込みが激減している。あっても内容がスカス カなんだよね…。 ニュー速とかは相変わらず賑わってるんだよな、必要以上に。問題は地味だけど昔から良 質なカキコがあった板。なんかほとんど人がいないんじゃないかと思うほどだ。ここは個 人でやってるどっかのローカルBBSか?と。板単位で見ればまだそれなりのカキコがあ るが、スレ単位でみると悲愴としかいいようがない。体感的には数年前の1/5~1/1 0ぐらいか。 だいぶ前からネットの主流がBBSからブログやtwitterにすでに移りつつあった 。それでもこれまでの習慣で2chにも出入りしていた人々が、大規模規制をきっかけに すっかり去ってしまった。コミュニティというのは人口密度がある限界を超えて減ると一 気に崩壊する。大規模規制の連発が最後のダメ押しをしてしまった。 最近はニュー速など荒れやすい板の規制と地味な板の規制を分けたらしいが、規制はきっ かけに過ぎないから、いまさら規制を緩めても去っていった人は帰ってこないだろう。す でに「なんとかしてほしい」という声さえもなくなっているように思う。良質なカキコを する人たちは、たいして文句をいわず、静かに去っていく。ゲームオーバー(笑 いずれ2chはニュー速だけになるのか…。時代の流れとはいえ寂しい。 * * * はてブから > トラフィックのデータ見ると1年ずーっとほぼ一定なんだけどなー トラフィックっておそらく「読み込み量」だよね。むろん書き込みが減れば読み込みもい ずれ減っていくだろうが、それはワンテンポずれるはず。そもそも全体のトラフィックは アクセス数が多い板(ニュー速とか)が最初から大半を占めているだろうから、地味な板 の数値はほとんど含まれていないだろう。要は2chはニュー速だけ栄えてればそれでい いのか?という話。 > 見返りもなく「良質なカキコをする人たち」がいっぱいいた今までが異常だったような。W ikipediaすら、編集者が減っていると言われているし。 ブログではなんの見返りもなく良質な記事を書いている人は依然として多いのだから、そ んなことはないと思う。アフィ目当ての人たちばかりとも思えない。自分が正しいと考え ることを語りたいと思うのは人間の本能に近い。wikipediaについては語ると長 くなりすぎるからまたそのうち。 関連記事:最近の若者の深刻なケンカ離れ 2chの片隅で 2ch大規模規制とTor まるで明日の日本の縮図を見ているようだ(2ch戊辰戦争事件) さらば2ちゃんねる ~ 終わりはいつも突然に ~
-------- ....,, _ '' ,, 'i | おまえらこのままだと -― '''''''' - 、 | 機械に支配されちまうぞ  ̄ ヽ ,..|, ニ .| /:: ヽ 三ニ | i:::: i 三ニ;;__ ノ !::: |  ̄ ::;: ., ヽ_ノ /> .<\ | // \\ ------ ...,, _ | | | | | 二'' -- ,,. . ゙゙ '' | | | | | 三二:::::::::::::゙ '':::-....,_ .,,| | | | | 三二;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::'':.、:::'' ::::::::| \\__ .__// 三二::::::::::::::::::::::::: ̄::::::: ̄:::: -|、 '-,__工工__,-' 三二:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::|::ヽ || 三二::::::::::::::::::::::::::::::( ⌒):::::::: |::::::\ ノ,シ なんか流行ってるらしいので。 これだけじゃあんまりなんで、主要記事一覧《教育関係記事》 《パソコン史関係記事》 《ゲーム関係記事》 《音楽関係記事》 《食べ物関係記事》 《疑似科学ニュース》 《ネット規制ニュース》 《国民時代》 参考サイト: WMFJA1/ja - Wikimedia Foundationhttp://wikimediafoundation.org/w/in dex.php?title=WMFJA1/ja&utm_source=2010_JA1_Banner3&utm_medium=sitenotice&utm_campaign=fridayOpening&referrer=http%3A%2F%2Fja.wikipedia.org%2 Fwiki%2F%25E3%2583%25A1%25E3%2582%25A4%2 5E3%2583%25B3%25E3%2583%259A%25E3%2583%2 5BC%25E3%2582%25B8 GMFJA1/ja - GAGAZINEmedia Foundationhttp://gaagle.jp/gagazine/kifu/ ぴんくちゃんねるの創設者 ジム・ワトキンスからのメッセージをお読みくださいhttp://www.jimisbad.com/
作中のキーボードの変遷をたどってみた。題して「よつばとキーボード」。 * * * 第1巻第7話で2階のとーちゃんの仕事風景が登場。それまでは引越しのゴタゴタのため か、居間で本を積み上げている程度(とーちゃんの仕事は翻訳家)。 右側にはサブデスクがなく、ノートPCもまだない。使ってるキーボードはロジクールの ワイヤレスと思われる。ググってすぐ見つかるかと思ったら、古いキーボードはなかなか ヒットしない。正確な型番もよくわからないがたぶんこれ。Cordless Freedom。 ASCII.jp:ロジクール、体感マウスなど18製品を一斉発表 http://ascii.jp/elem/000/000/316/3168 18/ カーソルキーの上にある3つのボタン(メールとかワンキーで起動できる)が特徴。 そう考えるととーちゃんはずっとワイヤレスキーボードを使ってたのか?机の上にしばし ばマウスと一緒に描かれている謎の物体、ずっと何かと思っていたけどワイヤレスの受信 部だったのだろうか。 機種は違うが同じくロジクールのキーボード(とマウス)の受信部。 CK-86MZ http://www.ne.jp/asahi/simanto/oc/CK-8 6MZ.htm 作中のもこんな形をしてたように思う。 しかしマウスは有線マウスを使ってるんだよな。まあ、キーボードの電池はかなりもつが マウスの場合電池のもちが悪いから、有線のを使ってるのだろうか。結構マニアック(苦 笑)。 このキーボード、発売は2000年らしい。よつばとの連載が2003年頃だから、それ 以前から持っていたのか。 * * * 第2巻はあまり仕事部屋が登場せず。 * * * 第3巻第18話では同じキーボードが描かれている。傍らにはサブデスクとノートPCが 登場。 * * * 第4巻4コマ(第24話と第25話の間)では雑に描かれたキーボードを使ってるが大雑 把すぎて判別不能。 * * * 第4巻第27話ではブレーカーが落ちて悲しんでるとーちゃんの前にキーボードがある。 なんか形が変わっている気がするがやっぱ大雑把すぎて機種は判別不可能(同じにも見え る)。 * * * 第5巻第28話最初と同じLogitechのキーボード。やっぱキーボードは変ってい なかったようだ。 * * * 第5巻第29話ではキーボードのアップ。Logitech(日本ではlogicoolの ロゴがかなりはっきり見える)。 * * * 第6巻38話、珍しくパソコンの電源スイッチをピッと入れるシーン。とーちゃんの机の 右側が珍しく描かれているコマがある。なんか右側にも部屋が続いているっぽい。そうい えば2階ってとーちゃんの仕事部屋しか描かれていないな。1階が居間と寝室と台所があ るのだから、2階にも2部屋ぐらいあるはず。 最後の方にディスプレイの裏側が見えるが、ぶ厚いな。この頃の液晶ってこんなにぶ厚か ったっけ。このディスプレイ第4巻の4コマのディスプレイと微妙に違うのだが、本当に 違うディスプレイなのか4コマは簡略化されて描かれているだけなのか微妙。ディスプレ イはほとんど正面からしか描かれないので判別しづらいのだが、4コマの方は第1巻のデ ィスプレイと同じ気がする。 * * * 第7巻第42話、糸電話の話。右に続いている部屋がお隣りに隣接しているらしい。 * * * 第8巻49話扉絵でキーボードがフラットタイプにリニューアルしている。ディスプレも 微妙に形が変わっている。台座がいままで長方形だったのが楕円に。このキーボード、前 方に円筒の筒が付いているような特徴あるデザインは見覚えはあるのだがメーカーも製品 名もわからない…。 サンワサプライ:SKB-BT08BK【Bluetoothキーボード(クリアブ ラック)】Bluetoothに対応したスリムで高級感のあるフルサイズのキーボード 。クリアブラック http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.a sp?code=SKB-BT08BK ジャンクワードの森:Bluetoothキーボード、モニター当選しました http://wjw.boo.jp/blog/archives/00111 2.html これだろうか?サンワのBluetoothキーボードSKB-BT08BK。なんかフ ラット具合が微妙に違うような。俺の記憶にあるキーボードともなんか微妙に違うような 。はて。 このキーボード、扉絵にしか出てこないのだが、新調したので嬉しくて扉絵に描いたのだ ろうか。キーボードの発売は2007年頃らしい。第8巻の単行本は2008年発売のよ うだから、連載はもっと前。発売されてすぐに買ったのかもしれない。案外ミーハー?( 笑 * * * 第8巻第52話ではディスプレイの台座が長方形に戻っている。キーボードはフラットタ イプ。まあこのシーンは遠景だから描写が大雑把なのかもしれない。 * * * 第9巻は仕事場の描写はあるが机の上の詳細が描かれたコマはなし。 * * * 第10巻第63話キーボードがフラットタイプからまたストロークの深いキーボードに戻 っている。フラットタイプは打ちにくかったに違いない(笑)。Realforceのテ ンキーレスっぽい気がするが、部分だけなので詳細はわからず。遠景の大雑把な描写にな るとテンキーが描かれている。東プレNG0100 REALFORCE91Uだろうか。 東プレ株式会社 http://www.topre.co.jp/products/comp/p roduct07.html キーボード全体の形はオーソドックスなテンキーレスキーボードのそれなので、確信はな いが左にあるロゴがなんとなくRealfoceっぽい気がする。 ただRealforceシリーズには無線バージョンはないから、ワイヤレスキーボード のこだわりは捨てたのか、このキーボードがRealforceではないのか…。でもこ の形でテンキーレスでワイヤレスのキーボードってあまり思い当たらない。Realfo rceは通好みのキーボード。2万円前後と非常に高価なことでも有名。 * * * このようにキーボードは変遷しているのに、マウスはほとんど変っていないように見える 。描写が簡略化されているのか普通の3ボタンマウスに見える。かろうじてマウスの後部 の模様からMicrosoftの有線光学マウスではないかと推測される。 Microsoft Hardware - マウス - Microsoft Wheel Mouse Optical http://www.microsoft.com/japan/hardwa re/mouse/wheel_optical.mspx 2003年の頃はともかく最近は左に「進む」「戻る」ボタンの付いた5ボタンマウスが 普通だよな…。 ほとんど同じ形の5ボタンマウスもあるが、 Microsoft Hardware - マウス - Microsoft IntelliMouse Optical http://www.microsoft.com/japan/hardwa re/mouse/intelli_optical.mspx このマウスならホイールの周囲を灰色で描くような気がする。けれど作中ではホイールの 周囲は白になっている。まあこれも簡略化されて描かれているだけかもしれないが。 それより気になるのがマウスのケーブルがしばしば手間に垂れ下がっていること。普通机 の裏側を通すのではなかろうか。これだとケーブルの自重や何かをケーブルに引っ掛けた ときにマウスが引きずられて机から落ちてしまうと思うのだが…。そもそもマウスを操作 するにもケーブルが邪魔だし。ケーブルは初期の頃は手前に垂れ下がっていることが多く 、後期になると机の裏側に回ることが多くなっている傾向があるようなないような。 * * * まとめると、 2003年(第1巻) キーボードはロジクールのワイヤレス(2000年発売)。 2004年(第2巻) 2004年(第3巻) 2005年(第4巻) 2006年(第5巻) 2006年(第6巻) ディスプレイをリニューアル? 2007年(第7巻) 2008年(第8巻) ディスプレイをリニューアル。キーボードをサンワのBluetooth(2007年発 売)に。 2009年(第9巻) 2010年(第10巻) キーボードをリアルフォースに。 という感じだろうか。マウスと筐体はあまり変わってないようだ。マウスは省略されてい るのかもしれないが、筐体の方は外観が第1巻から第10巻まで全く変っていない。 7年間同じパソコンを使うのはさすがに辛い気がするのだが。自分でパーツを入れ替えて るのだろうか。それとも作中のパソコンはあくまでとーちゃんが使っているパソコンであ って、作者が使っているパソコンは別なのだろうか。 もっともこれは我々の時間の流れの話で、作中ではまだ4ヶ月しかたってないから、とー ちゃんは4ヶ月の間にディスプレイ3台、キーボードも3種買い換えた贅沢者といえよう 。さすがにどんなパソコンオタでもこのペースで買い換える人はいないだろう。 * * * とーちゃんが使ってるノートPCは よつばと!のとーちゃんはVAIO Zを使ってる : Nacky - Snowland.net http://snowland.net/nucleus/item/1122/ によるとVAIO Zらしい。第7巻第44話。なるほど横の曲線部分が特徴的。 ソニー製品情報 | 「バイオノートZ」PCG-Z1X/P・Z1XE/B http://www.vaio.sony.co.jp/Products/P CG-Z1X/ http://www.vaio.sony.co.jp/Products/P CG-Z1X/Images/feat1_12.gif 関連記事:「よつばと!」第10巻 キーボード配列の話
1年ぶりの新刊「よつばと!」第10巻。よつばがとーちゃんの机の下を自分の家にして いる。とーちゃんの机の下にはパソコンの筐体とくずかごがあるのだが、この回は左にパ ソコンがある。「あれ?右になかったっけ?」と思って読み返すとやっぱこれまでは右に ある。しかもこの後の回でもやっぱり右。 この回だけ都合により左に移動している(笑)。よつばが机の下に家を作るのは突然で、 とーちゃんには予測できなかったはず。なのにあらかじめ四つ葉に都合のいいようにパソ コンを移動させているわけで、このような非科学的なマンガは教育上よくないのではうん ぬんかんぬん(以下略)。 しかもとーちゃんはキャスター付きの椅子に座って机に向かってるのだが、下が畳だから 「それじゃ畳が擦り切れるだろ」と思っていたのだが、今回なんと椅子の可動範囲だけジ ュータンが敷かれている。すばらしい。ようやく長年の懸念から解放された(笑)。でも 後の回はまた畳に戻っているんだよな。まあ、描くのがめんどくさいのだろう。 とーちゃんが使っているパソコンのキーボードがコマによってテンキー付きのフルキーボ ードになったり、テンキーレスになるのはいかがなものか(笑)。マンガにおけるキーボ ードの描写のいい加減さは目に余る事態であり(ry * * * よつばがホットケーキを焼く話。ホットケーキってイメージ的に実際の味よりはるかに美 味しそうだよな…。なぜなのだろう。なにやら心踊るものがある。デコレーションケーキ よりも「食べたい」という気持ちは強い気がする。身近なごちそうということなのだろう か。 それで思い出したのだが子供の頃に「ママレンジ」という玩具があった。 第5回「ママレンジ」の巻 http://www.maboroshi-ch.com/sun/toy_0 5.htm 妹が買ってもらったのだが、電熱器になっていて実際にホットケーキが焼ける。もちろん ホットケーキの材料は自前で用意しなければならないけど、実用的な玩具として画期的だ ったように思う。 このフライパンのサイズがホットケーキに丁度良く、丸く焼ける。しかも電熱線の発熱量 が弱いので、焦げずに綺麗に焼ける。ただしかなり時間がかかったように思う。普通のガ スレンジで焼いたほうがずっと早く焼ける。 やけどの危険や衛生管理の問題とかあるから、現在ではもうこういう玩具は発売できない だろうな。ホントは子供はそういう危険を身を持って経験して育つのだと思うが。 作中でホットケーキに使っている牛乳って、以前出てきた一本1000円する滅茶苦茶高 い牛乳じゃないのか?もったいなさ過ぎるだろう。 * * * ダンボーが再登場。ダンボーの構造ってどうなっているのだろう。肩の所が中身の人間の 腕が見えないように結構複雑な作りになっている。とても小学生が作ったとは思えん(苦 笑)。可動範囲を確保しつつ中身を覆うために、腕と肩がセパレートになっているのはわ かるのだが、さらに肩の部分に板状の覆いがついている。 この覆いがどこにどうくっついているのか謎だ。シーンによってあったりなかったりする 。中に引っ込むのだろうか?ここまで凝っていると実際にダンボーは実現できる構造にな っているようにも思えるし、やっぱ実際には実現できずそれっぽく描いてあるだけにも思 える。どっちなのだろうか。ダンボーのフィギュアやコスプレイの画像はあるが、どうも オリジナルのダンボーと違うような気がするし。 もう一つ謎なのは、ダンボーの足の裏はどうなっているか?という点。底があるのか底が 抜けていて人間の足が直接床に触れているのか?コスプレを見ると底はなくて人間が靴を 履いている。まあ当然だろう。ダンボールの底で実際に地面を歩いたらすぐに痛んでしま うはず。 しかし作中のダンボーは外に出ていく時に靴を履いているシーンはない。裸足や靴下のま ま公園まで行くのはさすがに辛いはず。作中のダンボーの足は底があるのだろうか。しか しそれでも外を歩きまわった後部屋に帰ってくると、かなり足の裏が汚れている気がする のだが…。 ひとつの解釈としてダンボーの足は反重力で地上から3mm浮いている可能性がある。こ れはドラえもんが採用している方式だ。よつばとの世界がいつの時代かは明らかにされて いないから、22世紀の未来というのも十分ありそうな話。 今回はダンボーが公園に行くまでで終わっていて、帰ってくるシーンは描かれていない。 また「雨が振りそうだ」というのがもしかしたら伏線になっていて、ダンボーが雨に濡れ る展開になるのかもしれない。次巻が楽しみだ。 ふうかの名言「写真は思い出の付箋」。 * * * 作中の時間の進行ってどうなってるのかと思って読み返してみた。 1巻 夏休み直前 2巻 プール 3巻 花火大会 4巻 夏休み終わりまで10日 5巻 海水浴 6巻 9月 7巻 敬老の日 8巻 文化祭 9巻 中間テスト勉強 10巻 中間テスト終わり なんと、第1巻で夏休みの直前によつばたちが越してきてから、まだ半年も経ってないの か…。夏の描写が多いなとは気づいてたが、2年ぐらい経ってると思っていた。1巻が7月 として、10巻は10月ぐらいだろうから、4ヶ月の出来事なんだ。連載開始が2003年 だから7年かけて4ヶ月。よつばは5歳で来年から小学1年生のようだ。ふーかは高校2年 生。サザエさん化しないで、このままリニアに成長していくっぽいな。しかしこのペース だとよつばの入学式の4月までまた10巻7年かかるのだろうか。 それにしてもいま第69話だ。それで4ヶ月ということは1週間で4話のペース。ほとん ど2日に1話。月間の連載だから俺達の1ヶ月がよつばの2日に相当するわけか。つまり 俺たちは15倍のスピードで年を取っていく。 参考サイト: よつばと!10巻・修正加筆その1 - ブログ「あにだん」http://blog.goo.ne.jp/anidan/e/6999cac8 371ef88dd2f9a81eafcf9186 何故『よつばと!』が素晴らしいかのエピソードをマジレスで教えてやる : 2のまとめRhttp://2r.ldblog.jp/archives/3675409.ht ml 関連記事:よつばとキーボード アナログ&アナクロ玩具 「よつばと!」のバランスボールがうずまきに見えて困る 学研・電子ブロックの思い出 秋葉カレー事情 記憶のリンクは片方向 ママレンジ
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