菅直人首相は12日夜、東京都内であった支持者との年末交流会で「これまでいろいろあったが(首相就任から半年間の)仮免許を経て、これからが本番だ。自分がやりたいことを出していきたい」などとあいさつした。出席者が明らかにした。会合は非公開で、支持者らを前に不安定な政権運営の現状が思わず口に出たようだ。
首相の「仮免許」発言について、自民党の石原伸晃幹事長は13日午前、党本部で記者団に「そんな人たちに(政権を)お任せするわけにはいかない。一刻も早く辞めていただきたい。衆院解散・総選挙を目指す」と反発した。【宮城征彦】
毎日新聞 2010年12月13日 13時02分(最終更新 12月13日 13時35分)