第11話のあらすじ

2010年10月11日(祝・月)よる7時〜 2時間スペシャル!

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第11話

大石内蔵助に出会い、高松藩で塩が高騰し、人々が苦しんでいることを知る老公。京都で新年を迎え、高松へと歩みを進めるが…

「大晦日、都で悪の大掃除」12月20日放送

 水戸老公(里見浩太朗)一行は京都に着いた。
 釜風呂で旅の疲れを癒す老公と格之進(的場浩司)は、赤穂の大石内蔵助(市川右近)に出会い、高松藩の塩が値上がりしていると聞き、驚いた。高松では塩が高騰し人々が苦しんでいた。
 その頃、江戸の老中、大久保加賀守(近藤正臣)は、世継ぎ騒動をあおって高松藩を取り潰そうと目論んでいた。もう一人の老中、土屋相模守(小野寺昭)は老公がそれを阻止することを念じつつ、高松の行方を見守っていた。
 加賀守の息のかかった高松藩国家老、大久保高次(川野太郎)は京へ出向き、老公の高松行きを妨げようと画策する。
 一方、高次の悪事を老公に訴えるため、高松藩士、塚田小弥太(中村圭太)と室伸二郎(芦田昌太郎)も京に入るが、高次一味に襲撃され、塚田は捕われの身となった。
 室の妹、お鈴(工藤あさぎ)は兄たちに追っ手が放たれたことを知り、これも京に駆けつけるが、なす術なく途方に暮れる。しかし、助三郎(東幹久)に出会い、兄の危機を老公に打ち明ける。
 また、無謀にも、単身、高次を襲撃した室は、運よく楓(雛形あきこ)に保護され、老公に高松藩の窮状を訴える。
 京都で新年を迎えた老公は、騒動を収めるため高松藩を目指すのだった…

*豆知識*
「かま風呂」
八瀬に逗留する御老公はかま風呂の中で大石内蔵助と出会う。かま風呂は湯浴みではなく蒸し風呂で、むしろを敷いて横になるなど現在の岩盤浴に近い。壬申の乱(672年)の折に背中に矢を受けた皇子(後の天武天皇)の傷を癒す為に村人が作ったのが起源とされ、八瀬の地名は元々「矢背」と書いた。



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