広島商工会議所(広島市中区)は13日の臨時議員総会で、大田哲哉会頭(69)の後任に広島ガス(南区)の深山英樹会長(69)を全会一致で選出した。広ガスからの選出は戦後2人目で、1976年から2期6年務めた山内敕靖(ただやす)氏以来、34年ぶり。
深山氏は同日付で就任し「行政と連携を取り、前例にとらわれず存在感を発揮していく」とあいさつした。
総会後の会見では、市が招致を検討している2020年夏季五輪について「どこまで負担を強いられるのか、どんな効果を得られるのかを見極めていかねばと思う」とし、賛否は明確にしなかった。
商議所ビルの旧広島市民球場跡地(中区)への移転計画は「今までの路線に基づき達成するよう努める」と述べ、市が難色を示している補助金活用については「今後の検討課題」とした。任期は13年10月末まで。
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