布川事件のやり直し裁判が結審

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布川事件のやり直し裁判が結審

< 2010年12月11日 3:35 >
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 67年に茨城県で起きた「布川事件」のやり直し裁判で、最終弁論が10日、水戸地裁土浦支部で行われ、弁護側は無期懲役が確定し、服役していた2人の男性について、あらためて無罪を求め、裁判は結審した。

 この事件は67年に、茨城・利根町で、当時62歳の男性が殺害され、現金が奪われたもの。捜査段階の「自白」と「目撃証言」などから、桜井昌司さんと杉山卓男さんの無期懲役が確定し、服役していた。今年7月から始まったやり直しの裁判で、2人は無罪を主張。一方、検察側は、「自白の信用性は高い」などと指摘し、無期懲役を求刑している。

 10日の裁判で、弁護側は「2人の自白は誘導されたもので、信用性はない」などと述べ、あらためて2人の無罪を主張した。また、意見陳述では、桜井さんが「私は殺していない」と涙ながらに訴え、裁判は結審した。判決は来年3月16日で、無罪が言い渡される可能性が高まっている。

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