今年最も売れた小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの“マネジメント”を読んだら」が映画化される。AKB48の前田敦子(19)主演で、来年6月公開。
弱小野球部のマネジャーになった女子高生が経営学の創始者ピーター・ドラッカーの著書を読み、その精神や理論を部活に応用して甲子園出場を目指す青春物語。09年12月の発売から181万部を発行、来年3月にはNHKがアニメ化する。原作者の岩崎夏海氏(42)は、映画の総合プロデュースを手掛ける秋元康氏(54)の元運転手。秋元氏は「AKBの映画と言うよりは、原作の世界観を大切に描きたい。(岩崎氏は)“来年は邦画のNo.1を目指す”と言ってますよ」と自信たっぷり。映画初主演となる前田は「チームプレーですてきな作品に仕上げたい」と意気込んでいる。ほかに、瀬戸康史(22)、原作のモデルになったAKB48の峯岸みなみ(18)らも出演する。(スポニチ)
2010年12月13日