“ぬれぎぬ晴らしうれしい”
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“ぬれぎぬ晴らしうれしい”

12月10日 17時3分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

無罪判決を受けた白濱さんは、弁護士と共に鹿児島市内で記者会見を開き「おかげさまで無罪判決を頂きました。私のぬれぎぬを晴らすことができましてまことにうれしい気持ちです。今何と話していいか分かりませんが、ありがとうございました」と笑顔で話しました。

そのうえで「逮捕直後から無罪を確信してきましたが、きょうの判決までは一抹の不安がありました。無罪判決を受け、きょうの青空と同じようなすがすがしい気持です」と述べました。そして警察や検察の捜査について「逮捕されたときから犯人と決めつけられ、死刑や無期懲役になると言われ続けてきました。自分は拘束され、何を言っても通らない立場でした」と述べました。さらに裁判員裁判で審理されたことについては「たくさんの方が一生懸命に議論されたんだろうと思いました。裁判員の方々が客観的に証拠などの判断を積み重ね、無罪という結論を出されたと感じました」と振り返りました。一方、弁護士の1人は「裁判員裁判になって、客観的な証拠がより重視されるなかで、重大事件だったにもかかわらず、警察や検察の捜査はあまりにもずさんだった」と指摘しました。