[シネマトゥデイ映画ニュース] 先日、加藤清史郎主演で実写映画化されることが明らかになった人気アニメ「忍たま乱太郎」が、映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』として2011年に公開されることが明らかになった。来年で連載26年目を迎える人気アニメだが、意外にもこれが初の長編劇場作品となる。
先日公開された実写版での加藤の乱太郎姿も記億に新しい本作は、尼子騒兵衛原作のギャグマンガ「落第忍者乱太郎」のアニメ化作品。1993年に放送開始されると同時に人気が高まり、現在でも放送されているNHKの人気番組だ。1996年にも映画化されているが、その際は46分の作品でほかのアニメと同時上映だったため、今回が初の長編劇場アニメ化となる。ストーリーは、原作の37巻がベースになることが明らかになっている。
一流忍者を目指す忍たまが活躍する本作は、乱太郎、きり丸、しんべヱといったおなじみのキャラクターをはじめとする個性豊かなメンバーが人気の秘けつ。原作は累計800万部を突破し、子どもたちのバイブルとして親しまれている。近年では子どもたちだけでなく、大人の女性人気も増えており、注目度は依然として高いままだ。
実写映画化に続いてのアニメ映画化の報だが、人気ぶりを考えるとこれまでされていなかったということの方が意外に思える国民的アニメ。満を持しての長編劇場化に、期待は高まる一方だ。
映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』は2011年3月全国公開