|
|
「ネット発 声を挙げよう blog」を開設(07/01/28) →こちらから
性懲りもなくネット復帰します。ただ、これ以上、当HPでブログ的なことをやることは、技術的に若干面倒なので、 思い切って、blogスペースを借りることにしました。今度はいつまで続くことやら…。 |
文字サイズ調整: + − Defult |
2005/12/16(金) 民主党大会 | ||||
こういう記事を読むと、本当に民主党は同床異夢状態なんだな、と思う。確かに、アメリカや中国における前原代表の発言は「過激」であり、旧社会党には決して受け入れられないところであろう。 しかし、私はこれで良かったと思っている。 小泉外交のウィークポイントは、やはり中韓との首脳外交が事実上ストップしていることにある。まあ、朝日や毎日が悲観するほどに「ウィーク(weak)」とは思わないが、対話は無いより有ったほうがいいに決まっている。 そんなとき、野党がこの穴を埋めるべく、中韓と対話を試みようとすることは自然な流れであり、そのこと自体が悪いとは言わない。 しかし、外交は外交としてやってもらわねば困る。 これまで、民主党首脳が、中国と握手するために、日本の立場を捨ててまで、御説ごもっとも、とやっている姿は、見るに耐えなかった(まあ一部の自民党議員も同じだが)。あるべき外交を国民に示していたのではなく、政府の足を引っ張るために、(極端な言葉を使えば)外患を呼び込もうとしていたわけだ。 しかし、今回の前原代表は違った。訪中を前提として、それでもなおかつ中国脅威論をぶってきた。もともと私は前原氏のことは評価していたが、ここまで骨があるとは、ちょっと考えなかったねぇ。 かなり大胆な言動であったから、ハレーションは結構でかい。民主党大会では相当に問題になったそうだし、マスコミも大きく扱い、読売は評価し、朝日は批判。しかし、これまでの対中うなづき外交に比べれば、はるかに民主党(というか前原代表)の存在感を示せていた。 確かに、少なくない国民が、対中外交が途絶えている点に対して、懸念を抱いているのは事実だと思う。しかし一方で、中国に軍事的脅威を感じている国民もまた多い。中国と対話せよ、というのは、軍事的脅威に目をつぶれ、ということとイコールではない。多くの民主党員は、そこを勘違いしている。あるいは、イデオロギーの関係から、中国の軍事的脅威を認めたくないだけの話か。
組合の人に限らず、民主党内部においても対案路線は、必ずしも評判が芳しくない。理由は、上の記事にある通り、「官僚を自由に使える与党にかなうわけがない」ということもあるし、対案を作るのに、相当なエネルギーを要してしまうかららしい。 しかし、これも彼らは勘違いしている。別に、提出される法案全てに対案を出せといっているわけではない。相当にリソースが費やされる重要法案というのは、年に1つか2つくらいはあるもの。そのリソースを、ただ足を引っ張るだけではなく、対案を作成することに費やして欲しい、ということなのだ。去年だったら年金法案、今年だったら郵政法案にターゲットを絞り、そこで能力を発揮できれば充分だったと思う。肝心なところで反対しかできないから、とうとうこの前の総選挙で底の浅さが露呈してしまったわけで。 【広告】
|
2005/12/15(木) 屁理屈の正当化のために、弱者をまつりあげないでほしい |
いや〜、与良正男さん、本当に勝手なものですね。 大新聞の論説委員ともあろうお方が、亀井氏の「日本はみなで幸せになる共生の国だった。今や弱者は強者の繁栄のための道具だ」なんて言葉を真に受けてどうするんでしょうか。しかも小泉チルドレンが拍手しているなどという、全然関係無い話と結びつけているし。小泉チルドレンが默ってきいていたら、「こんなはずでは」とは感じなかったのですか? もちろん亀井氏の言葉そのものは、間違っていない。私だって、あまりにも市場原理がいき過ぎてしまうことには警戒している。 しかし、これまで大量に税金をつぎこんでもらえていた道路や、三事業に優遇を受けていた郵政のほうが、どう考えても、強者でしょ。なんで道路や郵政のような特権階級を守って、一般のサラリーマンがサービス残業に苦しんでいることには、全く目を向けないのか? 結局、亀井氏が、自己の権力基盤を守るために、勝手に弱者を持ち出していただけでしょ。 >何より負け組の痛みを一番知っているのはあなたたちだ。 与良正男さん、あんまり、笑かさないで下さい。自民党の元実力者で、何だかんだで国会議員に当選した人が「負け組」ですか? たかが自民党から追い出されたぐらいのことで、ニートやフリーター、派遣社員、そして正社員のことが、わかるというのですか? |
2005/12/14(水) 仰角45度 |
みずほ証券誤発注(読売) システムに関わる身としては、この事故は、まことに身につまされる思い。 入力ミスというのは、必ず発生する。そして、発生したとき、オペレータをどのようにサポートするかが、そのシステムの信頼性に寄与するところ大である。誤入力をキャンセルすることができなかった、しかもそれがシステムの不具合のせいであった、など、下の下であろう。一刻も早く改修しなければならないし、社長の引責辞任も当然。むしろ当然過ぎて、あまり語る気にはなれない。 私が気になるのは、その前段。誤入力した際の警告をオペレータが無視して、操作を実行してしまった点。 少くとも私の経験に照らせば、これまで見たこともない警告が出てきたら、オペレータは恐くなって、他人に相談するなどの対応をとるはずである。にも関わらず、このオペレータは、その段階をすっとばして、リターンをしてしまった。 本来ならば、警告が出力されたら、然るべき人が判断をして、無視するかどうか決めるのが筋。しかし、あまりにも出力される警告が膨大だったり、警告内容が無駄であったりすると、警告を無視するのが当たり前になる。 システム運用の世界で、「オオカミ少年」の昔話がよく語られるが、それは、こういう文脈においてである。本当に、警告の出し方は適正であったのだろうか。 とにかく、システムの警告というものは、出さな過ぎてもいけないが、出し過ぎてもいけない。その兼ね合いは、一見、簡単なようではあるが、人間の心理まで踏み込まねばならないので、実は、なかなか難しいものがある。 ただ、難しいからとて、システムの警告の出し方や、オペレータの運用マニュアルにも、手をつけなければ、いくらシステムを改修したところで、別の事故が起こるだけだろう。 体力測定で遠投をやるとき、ボールをどのくらいの角度で投げたら、一番遠くまで飛ぶだろうか。 もし地面に平行に投げたら、あっという間にボールは地面にバウンドしてしまう。では、高く飛ばせば良いだろうと、垂直に投げたらどうか。確かに高くは飛ぶけれど遠くへは飛ばない。 高校で物理をとった人は御存知だろうが、45度の角度で投げると、最も遠くへ飛ぶ。 ここ数年の間で、日本がかなり右傾化(というよりは、左過ぎたのが真ん中に寄っただけのことであるが)してきたのは、紛れもない事実であろう。この右傾化に対し、小泉首相が果たした役割は相当に大きい。北朝鮮、イラク、中国、靖国…。 しかし、小泉首相は、右翼や国粋主義者からは、売国奴扱いされている。右傾化の立役者が左翼や売国奴ねぇ。何とも皮肉なもんです。 小泉首相はホームランバッターだ。でも、場外ホームランは打たない。唯一、場外ホームランといえるのは、この前の総選挙くらいで、あとは、ギリギリでやっとスタンドに入る程度。一歩間違えばライトにとられるから、「こんなのは本当のホームランではない」などという声もあがる。しかし、小泉首相は、打ち上げの角度を45度附近をキープしているから、何だかんだでスタンドに入るのだ。 この前、逮捕された西村真悟議員は、小泉首相よりもずっと高く打ち上げる。でも決してホームランは打てない。打ち上げの角度が垂直に近いと、ピッチャーフライやキャッチャーフライになってしまうからだ。 でも一部の右翼は、ボールを遠くに飛ばすという本来の目的を見失い、ボールの高さのみをみて、感涙にむせんでいる。垂直に打ち上げたボールは、結局、自分のところに落ちてくるのにね。 こういう輩からすれば、あまり高く飛ばさない小泉首相は、たまらなく売国奴に見えるらしい。しかし、日本は、右翼や国粋主義者のワンダーランドではない。政治を前に動かそうと思ったら、45度附近くらいをキープして、国民からの支持を受ける必要があるし、実際、そのようにして小泉首相は支持率を維持してきた。そして、保守思想を、かなり現実のものにしてきたのである。 現実が現実として固定されると、右翼や国粋主義者のワンダーランドは閉園の運びとなる。しかし、彼らの閉園反対運動に耳を貸す国民は少ないことであろう。 ※昔は、垂直近くに打ち上げてしまっても、着地点で誰も守っていなかったから、塁に出ることもできた。でも、それがいつまでも通用するだろうと考え、行動を改めないのは、木の根っこに、ウサギが再び転げてくるのを待っているようなものだ。 ※このような状況は左翼も同じ。ていうか、ボールを垂直近く打ち上げると、落下地点は右打ちでも左打ちでも、あまり変わらなくなる。右翼と左翼の行動原理は、よく似てますよ、実際。 |
2005/12/02(金) 首相講演 |
実は、これに行ってきました。色々と忙しいなか、都合をつけて。 立党五十年→戦後六十年→還暦→還暦に親が立ち会う長寿国→古来稀であった人生七十は全然稀ではなくなった といった具合に話が続き、「日本は長生きできる国になった。それは喜ぶべき。でも、実際に長寿国となってみると、新たな困難が生じてきた」と、元厚相らしい話。 そして、話が段々平和施策のほうにシフトしていく。そして「平和が一番大事です」と言い切った後は、軍事力、日米同盟、憲法改正、靖国参拝と、保守系らしい話になっていった。全体的には囁くような話し方をしていた中、この辺は相当に力が入っていた。ああ、この人も自民党員だったんだなァと思わせるものでした。 「文化的進歩人が靖国参拝を批判するのも分らない」…へぇ、小泉さんの頭の中でも、文化的進歩人なんてカテゴリーがあったんだ、なんか妙……と思ったが、妙なのは、それだけではなさそうだ??????? そう、「進歩的文化人」ですよね、普通は。 まあ、一部の保守論壇の人間のように常用する語ではないが、全く与り知らぬ概念でもなかった、だから誤用した、といったところでしょうか。でも、「文化的進歩人」で検索すると、同じ勘違いをしている人が何人かいるから、ありがちなミステークなのでしょう。ぁぁぁぁぁああああああ、「進歩的文化人」なのか「文化的進歩人」なのか、こんがらがってきた! まあ、どっちでも良い人種なのは確か。「文化的進歩人」を、彼らを蔑称する語として、今後使わせてもらいます。 あと、この人は文を「…だと思っております」で締めくくることが多いよね。国会答弁と同じ。 録音が悪くてよく聞き取れませんが、一応、一部の音声をあげておきます(mp3)。「文化的進歩人」は6分50秒くらい。 MP3 3.1Mbyte |