公式HPを作りましょう。ポイントは以下の三点。
- 大雑把な企画内容
- 委員会立ち上げオフ参加呼びかけ
- 公式掲示板の設置
どんなに拙い技術でも構いません。私のHPも、ほとんどテキストだけで構成されています。
内政干渉デモの時は、毎日の様にページを更新していたし、実務も多かったので、
グラフィックカルな事を考える余裕がありませんでした。
HPで凝った事を考えるならば、HP専門の係を置くべきですが、
企画を盛り上げるのは、HPの巧さよりも、委員会活動のリアルタイムな報告です。
警察との折衝の報告等は、それを行った本人が書いてこそ、盛り上がるものです。
ところでHPの効用は、思いつくだけで、以下の様な事があります。
- 冗談で無い事のアピール・画像等の盛り上げネタの提供
(企画立ち上げの段階では、重要な意味を持つ)
- 実行委員立ち上げオフ会の参加呼びかけ
- 企画の詳細を公式発表(掲示板だけでは情報が錯綜する)
- 委員会活動報告(なるべく継続的に更新するべき)
- 実行委員・参加者・カンパ募集
- 企画実行後の報告
第三段階:実行委員会立ち上げオフの実施
ネットワーク内に留まっていては、出来る事が限られてきます。
大きな企画の場合は、オフ会を開いて実行委員会を結成する事は必須です。
オフを成功させるコツは、「オフ」と書いた看板を用意する事。
「誰もが通行人の振りをしてしまい、結局集まれなかった」という様な展開を避ける為です。
("ペプシ"とか"うまい棒"の様な目標物では、ちょっと弱い)
オフ会の効能は、以下の点にあります(4や5に挙げたメンタルな部分も重要です)。
- 何もかも一人でやるのは不可能なので、実行委員会を組織する必要がある
- ネットワーク内だけでは決められない事がある(例:代表者決定、連絡体制の確立)
- 企画の詳細は、面と向かって話さないと、なかなか話が先に進みまない
- 組織が立ち上がった事で、冗談で無い事をアピール出来る
- 思い切ったアクション(例:警察に電話)に踏み込む決心がつく
それでは、このオフ会では何を話すべきでしょうか。
- 代表者の決定
その企画の"顔"となる代表者。週一程度の有給休暇がとれ、携帯を持っている人が望ましい。
都内での企画なら、都民であった方が何かと便利(例:デモ申請者は都民である事が条件)。
代表者は「警察との折衝」等、"顔"としての仕事を中心に行い、報告文をHPにアップ。
又、委員会内で意見が対立した場合は、代表者の意向を優先させる。
一方、実務(例:メールチェック、道具の準備)は、かなりの部分を実行委員に任せるべき。
(内政干渉デモの時は、代表者がかなり実務もこなしていましたが、辛かった・・・)。
- 連絡体制の確立
最低限メールアドレス、可能なら電話番号まで交換。
オフ終了後、実行委員専用掲示板を立ち上げ、そのURLをメールで送信。
- 企画概要の決定
最低限、日にちだけは確定しておく。準備期間には余裕を見るべきだが、
余裕を見過ぎて、タイミングを外してしまわない様に注意。
この段階では、あまり突っ込んだ話をしてみても無意味かも知れない。
誰かが実際に動いてみれば、最初の予定と違う所が沢山出てくるから。
- 各人の自己紹介
この場で、各人が固定ハンドルを名乗る。
以後は、掲示板でもどこでも、この固定ハンドルを用いる。
又、各人の得意技を挙げてもらうと良いかも知れない。
例えば、HPを作れる、図工が得意、コネがある、車が出せる、暇なのでいつでも出動可能・・・。
各人得意分野を知っておくと、代表者は仕事を任せ易くなる。
これらの話が終わったら、企画の話から離れて、親睦を深めるのも良し。
第四段階:企画を進める
委員会発足まで漕ぎ着けてしまえば、後は代表者が好きな様に突っ走るだけです。
ここでは以下の点を、アドバイスしておきます。
- 実行委員専用の掲示板を立ち上げて、活動報告をしたり、相談をしたりする。
- HP更新はマメに行うべき。更新をしないと、企画自体が忘れられてしまう。
元になった掲示板にも、たまには顔を出す。
- マスコミと接触するなら早目に行っておくべき(内政干渉デモの反省点)。
メールよりはFAXが良い(FAXは紙という形で残る。メールでは相手が見るという保障が無い)。
- 専用のメールアドレスを取得しておく。⇒MSN
- オフ会は頻繁に。オフ会をやったら画像付の報告を。
- ある程度、企画内容が明確になった時点でカンパを受け付ける。⇒郵貯・一般振替口座
(最初からカンパを募ってしまうと、企画が立ち消えになった時、始末に困る)
- 作業スペースが必要になった場合は、
渋谷区勤労福祉会館等で行うと良い。
ここが駄目な場合でも、「勤労福祉会館」で検索すると、作業場所の候補が沢山出てくる。
スペースを借りる際には、政治活動を匂わす様な団体名や言動は避けた方が無難。
- 色々と道具が必要な場合、東急ハンズへ行くと、一通り揃う(高いけど)。
又、東京近郊ならアートレンタルで、色々な大道具を有料で貸してもらえる。
- もし、面白い企画があれば、このHPからリンクさせて頂きます。
第五段階:参加者募集
参加者募集は、その企画に合った様に行えば良いのですが、以下の点を言わせて下さい。
- ネットで募った参加者は、どんな人物か分からない。
保守系の政治活動の場合、暴力団もどきの右翼が来てしまう事も有り得る。
(警視庁の人によると、実際に有ったらしい)。
そうでなくとも、色々と問題の多い運動家(T・K氏、S・N氏等)が来ないとも限らない。
「指示に従わない場合は追い出す」等の厳しい決まりは、保険として必要だし、
それが、大部分のマトモな人に対するアピールにもなる。
- デモの様に、ある程度の人数の把握が必要な場合は、メールで参加登録をしてもらう。
- インターネットでは、本名や住所を扱うのが難しいので、
どうしても本人確認が必要な場合は、お互いに合言葉を決めておけば良い。
(内政干渉デモの受付では、この方法を用いた)。