東京・池袋の東武百貨店高級腕時計窃盗事件 「爆窃団」メンバーとみられる男3人を逮捕
東京・池袋の東武百貨店で2010年7月、高級腕時計などおよそ1,650万円相当が盗まれた事件で、警視庁は「爆窃団」のメンバーとみられる自称中国人の男3人を逮捕した。
窃盗などの疑いで逮捕された自称中国人の貿易商・曾何泳容疑者(53)ら3人は、2010年7月1日、池袋の東武百貨店6階の時計売り場から、高級腕時計71点、1,650万円相当を盗み出した疑いが持たれている。
現場には、外側から縦横60cmの穴が開けられていたことなどから、警視庁は爆窃団による犯行とみて、容疑者の割り出しを進めてきた。
その後の捜査で、警視庁は、店内などの防犯カメラに映っていた3人組を曾容疑者らと断定し、11日に2人を都内で逮捕したうえ、12日に香港に出国しようとした曾容疑者を成田空港で逮捕した。
調べに対して、曾容疑者ら2人は「まったく知らない」などと容疑を否認しているが、1人は認めているという。
(12/13 17:13)