【北京時事】新華社電によると、中国の清華大学(北京)が四川省の水力発電所のトンネルを利用して造った物理学の地下実験室が完成し、12日に稼働を開始した。地表から深さ2400メートルのところにあり、世界で最も深い実験室という。
宇宙からの放射線の影響が小さい地下実験室は、目に見えない謎の「暗黒物質」の探査研究などに使われる。暗黒物質の直接検出と正体解明は世界的な競争になっており、これまで海外の施設を利用していた中国も自前の施設で研究に本腰を入れる。
【北京時事】新華社電によると、中国の清華大学(北京)が四川省の水力発電所のトンネルを利用して造った物理学の地下実験室が完成し、12日に稼働を開始した。地表から深さ2400メートルのところにあり、世界で最も深い実験室という。
宇宙からの放射線の影響が小さい地下実験室は、目に見えない謎の「暗黒物質」の探査研究などに使われる。暗黒物質の直接検出と正体解明は世界的な競争になっており、これまで海外の施設を利用していた中国も自前の施設で研究に本腰を入れる。
世界最深2400メートルに実験室=「暗黒物質」研究に本腰―中国 : 時事通信社