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金沢市長選 ツイッターで支援呼び掛け…選管指導も無視

 11月の金沢市長選の期間中、当選した山野之義氏(48)の支援者が短文投稿サイト「ツイッター」で投票を呼び掛け、市選挙管理委員会が公選法に違反するとして、削除するよう選挙事務所を指導していたことが12日、分かった。事務所側は「陣営ぐるみではない。支援者が勝手にやった」としている。

 山野氏の支援者は告示後の11月23日「金沢市長候補山野氏。今は金沢ベイで街頭演説中です」と、演説の様子を画像とともに投稿。27日には「やまの支援の電話をしながら歩いています」と書き込み、投開票日の28日には「金沢市長選挙、本人ヤル気満々。是非やらしてやってください。あなたの一票を!」などと、投票締め切り間際まで呼び掛けた。

 市選管は期間中に山野氏の事務所に電話で少なくとも4回、公選法が禁じる「文書図画の頒布」などに当たるとして指導したが、改善されないため24日、石川県警に連絡したという。

 県警は警察庁に対応を相談した上で「(インターネットでの選挙活動を解禁する)公選法改正の動きがある微妙な時期で立件は難しい」(県警幹部)と判断したという。

 山野氏本人は告示後、ブログ、ツイッターとも更新しておらず、陣営幹部は「告示後のネットの書き込みは控えるよう指示した。陣営ぐるみではなく、若い支援者が勝手連的にやっただけ」と説明している。

 市長選には5人が立候補。山野氏が5万8204票を獲得し、6選を目指した山出保氏(79)をわずか1364票差で破った。投票率は35・93%で前回の27・39%を8・54ポイント上回った。

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