１２日午後１時４０分ごろ、警視庁留置管理１課の東京湾岸分室（東京都江東区）で、逮捕され、勾留されていた中国籍で住所不定の男（４１）が、シャツで首を絞めて倒れているのが見つかった。男は搬送先の病院で死亡が確認され、同課は自殺とみて動機を調べている。
同課によると、男性巡査長（３９）が巡回中、男が居室内のトイレに長時間入っているのを不審に思い、確かめたところ、便器の脇に倒れているのを発見。私物のワイシャツを破って長さ約９０センチのひも状にし、自分で首を絞めたとみられる。
男は３人用の居室に１人で勾留されていた。トイレには上半身部分が見える窓があったが、倒れている姿は見えなかったという。
男に変わった様子はなく、遺書は見つかっていないという。（2010/12/12-22:59）
勾留中の男が自殺＝シャツで首絞める−警視庁
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