2010年12月03日07時56分 / 提供:非モテタイムズ
歌舞伎俳優・市川海老蔵さん(32)が顔面などに暴行を加えられ、全治6週間の大けがを負った、という事件が最近テレビのニュースをはじめ、あらゆるメディアで報じられている。
しかし、この部分だけを見ると「海老蔵さん可愛そう」という気持ちになったりもするが、どうやら海老蔵さん側にも多少なりとも原因があるようだ。
「捜査関係者によると、当時、海老蔵さんは酒に酔っていて、リーダーの髪をひっぱり、頭に酒をかけるなどしていた。また、男の関係者によると、海老蔵さんは灰皿にテキーラを入れ、一緒にいたグループに飲ませようとしていたという。-日テレNEWS24-」
この報道から察すると、どうやら海老蔵さん側にも非があった様子。確かに、過失相殺や過剰防衛の観点から考えても、海老蔵さんの被害のほうが大きい。それでも、
「自業自得 」
「これは誰でも怒るだろ」
「エビ酒癖悪すぎだろう…」
というような、辛口な意見がネット住民達からは発せられている。
もし、灰皿に入れたテキーラを飲ませようとしたという部分が事実であるならば、これは以下の理由で、相手側に毒を盛ろうとしたのと同等の行動とみなされる恐れもあるだろう。
「成人は40?60mg(2-3本)を、直接、溶液で飲下した場合に急性中毒に達する(急性致死量)-ニコチン-Wikipedia」
このように、ニコチンは毒物及び劇物取締法上での、「毒物」、だ。もし相手が誤飲していたならば、海老蔵さんが加害者で、下手をすると殺人になっていた可能性もある。
しかし、もし灰皿テキーラが事実だったとすると、次に確認をしなければいけないのは、本気で飲ませようとしたのか、冗談で飲ませるフリをしただけだったのか、かもしれない。
ここで、海老蔵さんの負傷箇所を確認してみよう。
「額に傷」
「後頭部が晴れる」
「側頭部に傷」
「左目内出血」
「ほお骨を陥没骨折」
「鼻が腫れる」
「一部の前歯が欠ける」
昨日海老蔵さんを捉えた報道を見る限りここまでの被害を受けているようには思えなかったが、これまでの報道を信用する限り、相手側はやりすぎではないだろうか。いくら海老蔵さんにも非があったとはいえ、ここまで顔面に損傷を与えるにはかなりの暴行を加えたと考えられる。
相手も、酔っていなければここまでしなかったのかもしれないが、いやはや、酒の勢いとは恐ろしいものである。
歌舞伎役者にとって、顔は商品価値の高い、いわば「命」だ。
「人間国宝」
とまで言われている人間に対して、暴行を加えると、その後どうなるのか。当然、目が飛び出るほどの損害賠償を請求されるということを、相手側はもっと冷静に考えて行動するべきだったのかもしれない。
皆さんは、この事件についてどう思われますか?
(だいちゃん)
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(参考リンク)
海老蔵さん「灰皿にテキーラ」でトラブルか‐日テレNEWS24
市川海老蔵、灰皿に入れたテキーラを飲ませようとしてトラブルに-痛いニュース
ニコチン-Wikipedia
【芸能】 海老蔵の顔面負傷箇所が公開される 今回の事件による損失は推定5億円
だいちゃん
フリーライター 1984年生まれ♂ 福岡県在住。身体障害者1級でありながら健常人以上にパワフルに活動するスーパー障害者。年間500冊を超える書籍を読む読書マニア。お笑い好き。
中央大学法学部(通信制)で法律を学びながら法律家を目指しています。
・ブログ 「1級身体障害者法律家を目指すブログ」
・Twitter https://twitter.com/daichan009
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