「新日本」(12日、愛知県体育館)
初防衛戦から一夜明け、王者・小島は前日の挑戦者・中邑に続いて、この日の後藤も右の剛腕から繰り出す必殺のラリアートで沈めた。“和製スタン・ハンセン”襲名かという勢いの小島は「この団体には俺に勝てる人間はいないのか?これからは俺が新日本のエースとしてやっていこうと思います」と大ブーイングの中、まくしたてた。
そこへ、棚橋がさっそうとリングイン。無言で王者を指さすと「そのベルト、俺が新日本のエースとして必ず取り戻す」と、1・4の挑戦状をたたきつけた。小島は「一番負けたくない相手が棚橋。絶対にベルトは渡さない。アイツにいい思いはさせない」と誓った。
(2010年12月12日)