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横浜の合宿所と成績は関係あるか

2010年12月12日17時00分 / 提供:ゲンダイネット

ゲンダイネット

「新しいせいか、すごくキレイで中も広い」

 10日、日本ハムに入団した斎藤佑樹が札幌市内の球団合宿所と屋内練習場を見学、笑顔でこう言った。斎藤が今回見たのは一軍施設だが、鎌ケ谷市内にある二軍の球場や合宿所も総工費約10億円を投じた近代的なシロモノだ。

 同日、ロッテの新入団選手も、さいたま市のロッテ浦和球場や寮などの球団施設を見学。育成3位の石田淳也は、働きながらNOMOベースボールクラブでプレーしてきた苦労人で、「今までは6畳一間だった。寮の方が広い」と感激していた。

 ちなみに巨人の合宿所はプールやサウナもあって「シティーホテル並みの豪華さ」だそうだ。

 ルーキーが目をむいて驚く球団の施設とは好対照と評判なのが、横須賀市内にある横浜の合宿所だ。選手の部屋は「個室」には違いないが、非常に手狭。備え付けのベッドを除くと、残されたスペースは3畳弱ほどしかない部屋もあるとか。

 ある選手は以前、「壁が薄くて、隣の選手がゲームをやったりテレビを見て爆笑している声が丸聞こえ。全然、落ち着かない」と寮生活の不満を打ち明けていた。「部屋でバットの素振りさえできない」「高校の寮の方が良かった」と嘆く選手もいる。食堂も狭く、昨季の新人選手歓迎会で中へ入った報道陣はスシ詰め状態で身動きが取れなくなった。

 そりゃ設備は、整ってないより整ってる方がいいに決まっている。素振りくらい、自分の部屋でやれるに越したことはない。しかし、だから個人成績が悪いとか、勝てないということにはならない。何より重要なのは本人の気持ちであり、野球に取り組む姿勢であるのは言うまでもない。

(日刊ゲンダイ2010年12月11日掲載)


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