京都市が19日に初めて開催する婚活イベントに男女それぞれ100名募集したところ、定員を大幅に上回る1200人以上になったそうです。その内訳はほとんどが女性で、男性は女性の3分の1に満たないという異例の事態となっています。主催者である京都市では「男性の草食傾向が高いから」とコメントしており、女性のほうが結婚に意欲的であることが伺えます。
この婚活イベントは25歳から40歳までの京都市在住もしくは在勤の男女を限定にしており、市内をめぐりながら立食パーティーをするという内容で先月の17日から募集を開始。応募者の女性が約970人に対して、男性は約300人で平均年齢は女性が33歳、男性が34歳でした。
自治体の婚活イベントは、費用も安いことから相変わらず人気があります。男性の場合、消極的なわが子を心配した親が申し込むというケースも多いため、実際の男性の応募数はもっと少ないのではないかと思います。京都市でも女性のほうが応募が集まると事前予想していたようですが、まさか3倍も開きがでるとは思っていなかったとのこと。それだけ、男性の草食化が進行しているということでしょうか。
京都市は今回の好評を受け、来年度以降は内容を見直した上で、婚活イベントを継続して開催していくとコメントしています。1000人以上も抽選から外れることになるわけですから、ぜひ開催回数や定員の見直しといった対策を行って欲しいですね。