12日午後5時10分ごろ、北九州市小倉南区葛原東4丁目の県道にあるバス停付近で、通行中の女性から「路面がぬれていて薬品の臭いがする」と110番があった。福岡県警小倉南署が付近で硫化水素を検知したため、県道500メートルを1時間近く通行止めにした。けが人はいない。
同署によると、周辺では最大45ppmの硫化水素が検出されており、何者かが薬品をまいたとみて調べている。
同署によると、現場はJR下曽根駅から西約600メートル。現場にはパトカーや消防車が数台集まり、一時騒然となった。