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大麻所持・譲渡の疑い 仙台の学生ら10人逮捕 宮城県警 

宮城県警が押収した乾燥大麻

 仙台市内の大学生らが大麻を譲り渡すなどしたとして、宮城県警銃器薬物対策課などは9日までに、大麻取締法違反(譲渡、所持など)の疑いで、私立大の男子学生2人(青葉区、若林区)ら10人を逮捕し、同じ大学の男子学生2人(ともに若林区)を書類送検した。(14面に関連記事)

 逮捕容疑は、青葉区の学生は昨年11月、書類送検された学生の1人に大麻約1グラムを譲渡し、若林区の学生は8月、自宅アパートで微量の大麻を所持した疑い。
 青葉区の学生は譲渡した大麻が見つからなかったため不起訴処分となったが、若林区の学生は懲役8月、執行猶予3年の判決を受けた。
 書類送検された学生2人の送検容疑は7月、太白区の有料駐車場や自宅で、太白区の会社員男性(23)=大麻取締法違反罪で有罪=から、それぞれ大麻約1グラムを譲り受けた疑い。
 県警によると、学生4人はいずれも22歳で、主に会社員男性から大麻を受け取ったという。大麻のやりとりはキャンパス外で行われ、学生らは「大麻に好奇心があって吸った」という趣旨の話をしているという。
 ほかに逮捕されたのは、太白区東中田4丁目、無職佐藤謙太(20)、横浜市鶴見区東寺尾中台、とび職鈴木諭貴人(24)=ともに大麻取締法違反罪で起訴=両容疑者ら20〜30代の男8人。逮捕容疑は7月から10月にかけて、自宅で大麻を所持するなどした疑い。県警は佐藤容疑者の自宅などから、乾燥大麻計約80グラム(末端価格約50万円)と大麻草25株を押収した。
 捜査関係者によると、8人は仙台市のライブハウスなどで知り合い、大麻をやりとりするようになったという。容疑者の一部は「1グラム当たり5000〜7000円で取引した」などと供述しており、県警は入手経路などを調べる。


2010年12月10日金曜日


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