【BLOGOSまとめ】ウィキリークスの「情報公開」
提供:BLOGOS編集部
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2010年12月12日09時00分
ネットでは、たとえ事実無根でも一度「疑惑」がかけられたら、疑惑をかけられた対象の印象を落とすために延々とコピペしようとする人物が現われる。事実でないから肯定もできず、否定すれば「しらばっくれる」「とぼける」と畳みかけられ、無視すれば「認めた」とされる。つまり「疑惑をかけた/その疑惑を受け入れた人間が思ったとおりのストーリーが、事実如何にかかわらず押しつけられる」のである。.. 続きを読む
こうまとめると教科書にあるようなマスメディアの存在意義と大差ないような気もする。おそらく旧来のマスメディアには、本当に現体制を攻撃するような行動を取る能力がないのだろう。言論の自由とか報道の自由といってもそれはあくまで国にの保障された権利に過ぎず、テロリストだとか反愛国的だなどとレッテル張りされてしまえば対抗できない。.. 続きを読む
ブラックリストに搭載されたサイトへのリンクを設定した人々は、一日当り11000豪ドルの罰金を科されるというのだ。日本円で約100万円だと考えると、途方も無い金額だ。そして、この記事では、wikileaksがブラックリストに載せられたということなので、wikileaksへのリンクを設定したオーストラリア国内の人々は、膨大な罰金を科されるおそれが生じたということだ。.. 続きを読む
良いとか悪いとかではなく、もっとも優秀な人間が政権の中枢に入るアメリカにとって、政権運営は外交に限らず全般として最高に効率的であるべきで、アメリカの覇権、国益に直接関係を持たない事案についてはいかに省力するかということを行動原則として持ち続けているということが特質であろうということが、今回のリークで良く分かるわけです。.. 続きを読む
早い話が、犬が人を噛んでも話題にもならず、人が犬を噛んだら記事になる。その公理が存在し続ける限り、今後も第2、第3の「ウィキリークス」は出現し続けるでしょう。寧(むし)ろ、膨大な分量のウィキリークス「公開文書」の中の、どれを報じ、どれを報じていないか、その既存メディアの“恣意的”取捨選択を検証する「メディア」の出現こそ、望まれます。.. 続きを読む
人々の知る権利は、公平ではないわけだ。それでもウィキリークスをつぶしてはならないというロジックを成立させるためには、これは「知らせる権利」なのであると、分解して語った方が腑に落ちるのではないかと思った。ウィキリークスを擁護するジャーナリストの立場は、この知らせる権利を擁護しているように思える。.. 続きを読む
彼の最大の目的は、何の抵抗も出来ずに不合理に殺されていった顔の見えない無数の弱者の無念を晴らすことだ。米国という史上最悪の殺戮国家。誰も裁けない米国の権力者たちの戦争犯罪を世界の国民たちが見ている前で裁く事だ。これほど正しい事はない。.. 続きを読む
ウィキリークスの行っていることは、それぞれの立場によって賛否両論でしょうが、最もシンプルに考えれば、「それで誰に何の損得」が生じてくるのか?だと思っています。情報漏洩で考えれば、漏らしてはならない情報を漏らすことは問題なのでしょうが、それを単に情報漏洩と言い切っていいのだろうか?と思います。テロとも言えますし、告発とも言えます。.. 続きを読む
微妙にアラブを非難しつつイスラエルを援護しながら、辛い役目は米国が背負っているのだと言いたい。しかも、その辛い役目を最初に背負いながら世論の攻撃を受けてきたブッシュ政権については語らず、なんとなくオバマ政権の功績のようにして明るい未来を見続けている。.. 続きを読む
それほど大した話ではないかとも思われるなら、「核心利益」という用語を取り違えている。核心利益は、従来、チベットや台湾などの領土問題で使われてきた用語だ。つまり、そこは中国自国領土だという主張なのである。だから、尖閣諸島でもこの核心利益が出てきた。中国にしてみれば、北朝鮮はすでに中国の領土の候補地である。朝鮮族の第二の自治区である。.. 続きを読む
ウィキリークスの馬鹿話に戻れば、韓国もこれを鵜呑みにしているわけではないことは、延坪島砲撃を国連安保理に提起しないことでもわかる。提起しても中国は拒否権を行使するしかないし、そこまで中国を追い詰めても韓国にメリットはない。あるいは、そういう最終的な判断をしたのは、韓国というより米国でもあるだろうが。.. 続きを読む
今週のBBCの「ニューズナイト」(テレビ)をBBCアイプレイヤー(見逃し番組視聴サービス)でざっと見たが、今回のリーク報道の影響は「あまりたいしたことがない」という意見と、「国によっては影響がある」という声があった。「いずれにしても、外交関係は変わらない」「ただし、対イラン政策は変わるかも」など。.. 続きを読む
ワシントンポストなどの報道で事情がばれていても、NYTは「ガーディアンからもらった」とはサイト上に書かず、ガーディアンは「5つの媒体が事前に(ウィキリークスから)情報を得た」と説明してきた。これまでとは違って、ウィキリークスから直接NYTは情報を提供されなかったことを、ガーディアンの側からは公表したくないのだろう。.. 続きを読む
ガーディアンから渡ったにせよ、公表(28日)のだいぶ前に情報を得ていたということは、NYTやガーディアンの記事に書かれているのだがー?もし、ウィキリークス(WL)とニューヨークタイムズの関係が、何らかの意味でこじれている・こじれていたとすれば、これはこれで興味深い話である。.. 続きを読む
これをまともに受け取れば、「そんな人物から受け取った情報を、天下のニューヨーク・タイムズが大々的に報じていいのか?」とも思えてしまうー。まあ、こちらの深読みの部分もあるかもしれないが、ガーディアンとニューヨーク・タイムズの人物像に大きな開きがあって、驚いてしまう。.. 続きを読む
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