山崎、落合の「４３歳２１本」は楽勝！キング狙う…楽天

2010年12月12日08時07分 / 提供：スポーツ報知

　楽天・山崎武司内野手（４２）が１１日、来季は最年長キングを目指すと宣言した。４３歳シーズンで２１本塁打した落合博満の最多記録をクリアし、４０歳で４４本塁打してタイトルを獲得した門田博光の最年長日本記録を更新することを誓った。

　因縁ある大先輩をまずは超える。この日、仙台市内の家電量販店でトークショーを開いた山崎は、中日・落合監督が巨人時代の９６年にマークした４３歳での最多本塁打記録に言及。「２１本は楽勝ですね。落合さんとはプロ１年目のキャンプで同部屋でよくいじめられた（笑い）。その時に絶対この人を抜いてやろうと思いました」と冗談交じりに話し、約４００人のファンを沸かせた。

　本当の目標は最年長本塁打王だ。「３０本、１００打点はクリアしたい。本塁打王になるには、西武の中村とオリックスのＴ―岡田に勝たないと。あの２人に勝ちたい」と４３歳になる来季のタイトル獲得へ気合十分。８８年、４０歳にして４４本塁打でキングとなった南海・門田の記録を、一気に３歳も塗り替えるつもりだ。

　現在、通算３９１本塁打。「４番はオレ以外誰がいるの？　４００本打ったら、本当のホームランバッターの仲間入り。ミスターの記録も、選手にとってはひとつの目標」と長嶋茂雄（現巨人軍終身名誉監督）の４４４本も視野に入れた。アラフォーの星が、来季も豪快なアーチを描く。