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2010年12月11日(土) 17:40 |
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診療船「済生丸」が存続する見通しに
存続が議論されていた瀬戸内海を巡回する診療船「済生丸」が、2011年度以降も存続する見通しとなりました。
東京の済生会本部が明らかにしたもので、診療船「済生丸」は来年4月以降、運営を本部から岡山、香川、広島、愛媛の4県支部に移して存続する方針です。 岡山県済生会は、「済生丸の役割はまだある。他の3県と協議して続けたい」としています。 済生丸は1962年に就航、高齢者が多い瀬戸内海の離島や半島の健康診断や医療相談にあたり、「海を渡る病院」として地域医療を支えてきました。 現在3台目の診療船は老朽化が進んでいるため、約6億円かかると見込まれる新しい船の建造については、今後4県の支部で検討されることになりました。
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