祖母の形見
2009年 09月 19日
大石寺の正本堂を建立するために、当時、学会員に配布された貯金箱である。小さくて、いくらも貯まらないであろう大きさ。この貯金箱は、今は亡き祖母の形見である。
左写真は、祖母の最晩年の写真である。明治生まれの祖母が創価学会に入信したのは昭和31年10月12日のことである。貧困と病苦の中で、藁をも掴む気持ちで入信したのである。
この愛すべき祖母は、生涯、純粋な信心を貫き、平成4年6月12日、83歳で今生の使命を終えた。この貯金箱を見るたびに、祖母をとても身近に感じる。
戦時中の悲惨な貧困生活の話は、父を通じて聞いている。正月に餅がなく、汁に大根の輪切りが入っていた。祖母は子供達に、「ええか、これは餅じゃよ。近所の人に『餅は食べたか』と聞かれたら、食べたと答えるんよ」と言った。娘の叔母は、「これは餅じゃないもん!」と言って泣いたという。正月に餅すらなく、大根の輪切りを餅に見立てて食べなければならないほど貧しかったのである。本当の貧しさとは凄まじいものである。
祖母は、この貧困の話を、私には一切しなかった。いつも微笑み、孫の私に接してくれた。そんな話を、私に話したところで理解しないと思ったのであろうか。
この真心のご供養で建立した正本堂も、それ以前に造られた大客殿も、今はこの世にない。創価学会員の真心を、日顕一派が破壊したのである。宗門は本当に馬鹿なことをしたものだ。宗門の過去の記事は、→ここをクリック!
されど、建物は破壊できても、我々の心の中の正本堂は永遠に破壊することはできない。
私達の心の中には、美しく聳え立つ正本堂と大客殿が鮮明に残っている。
真実の日蓮正宗は、我ら創価学会の中にあるのだ。
祖母よ、偉大なる創価への導き人よ。貴方がいなければ、私の信仰はなかった。
ありがとう、祖母よ!創価の偉大なる先駆者よ!万歳!!^^
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# by sokanomori | 2009-09-19 23:59 | ふるさと | Trackback | Comments(12)