中学校 「仕分け」形式の授業
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中学校 「仕分け」形式の授業

12月9日 15時56分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

蓮舫行政刷新担当大臣は、東京都内の中学校で行われた「事業仕分け」の形式で国の政策を考える授業に招かれ、「税金がむだに使われていないか、関心を持ってほしい」と生徒たちに呼びかけました。

この授業は、東京・杉並区の和田中学校が生徒たちに国の政策について考えてもらおうと企画したもので、生徒の代表が仕分け人役となり、蓮舫大臣と意見を交わしました。議題には「子ども手当」が取り上げられ、生徒から、「所得制限を設けるべきで、その分の予算を保育施設の増設に回すべきだ」とか、「パチンコなどの遊興費に使われているのではないか。単なるバラマキに過ぎず、廃止すべきだ」といった厳しい指摘が出されました。これに対し、蓮舫大臣は「親が子どものために使おうとしている姿勢は、明らかになっている。家庭で何に使われているか話し合ってみてほしい」と反論しました。そして、議論を見守った生徒たちに多数決を取った結果、「継続」という結論になりました。最後に、蓮舫大臣は「よい提案があり、きょうの議論をしっかり受け止めたいと思う。政治には税金の使われ方を説明する責任があり、税金がむだに使われていないか、関心を持ってほしい」と呼びかけました。