社会

暴力団幹部など4人を逮捕
(秋田県)
金融機関から騙し取った金であることを知りながら、その金を受け取っていたとして10日、秋田市の暴力団幹部が逮捕されました。ほかにも男女3人が詐欺の疑いで逮捕されています。逮捕されたのは山口組弘道会金田組の幹部で住所不定の無職、伊藤明正容疑者41歳です。警察の調べによりますと伊藤容疑者は去年3月下旬、金融機関からだまし取った金の一部であることを知りながら、知人の女から現金、百数十万円を受け取った疑いがもたれています。知人の女は去年2月、自分が働くスナックを改装すると偽り、融資金およそ300万円を日本政策金融公庫からだまし取ったとして、ほかの男2人とともに詐欺の疑いで逮捕されています。警察は10日夜、伊藤容疑者が所属する金田組事務所の家宅捜索を行っています。警察の調べに対し伊藤容疑者は黙秘しているということです。警察では伊藤容疑者が受け取った金が暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて調べています。
[ 12/11 14:24 秋田放送]