ゲルマン大和詩集

なんかさ

ちょっと前の政治家に

人の命は

地球より重い

そう

言った奴がいたらしい

俺は殺すよ政治家志望

だから殺すよ

一億人

もしも

そうしなきゃ

地球が守れないとしたら

速攻で

殺すよ

なんで殺すか

どうやって殺すか知らんけど

普段は

博愛主義者だけどね

言った奴は

この国の政治家

殺すよ

二本に原爆落としたら

とりあえず

戦術核二十発

中の国の各都市に

イージス艦から

ぶち込もう

殺させるよ

自衛隊を軍隊にして

竹島と尖閣諸島と

北方領土

奪回のため

しなくてもいいけど

俺は

政治屋じゃなくて

政治家になりたいから

けじめをつけないと

国民の命を

いくら差し出してもいい

政治の道具って何だかわかるかい

プライドだよ

覚悟だよ

この二つ失くすと

どんな国になるか知ってるか

お前らが一番よく知ってる

日本になるのさ

こんだけ凄い文明で

こんだけ凄い文化もち

武道だってあるのに

どこの国でも猿扱い

政治家はさ

笑って兵士を死に行かせる

快く死刑執行の判を押す

よその国の国民を

平気で無差別殺傷する

もし国が敗れれば

最悪の死にかたで死に

歴史に汚名を残す

政治ってもんは

それぞれ独立してて

不可侵だから

どんな国にいようと

悪い国なんてない

まっはっきり言うけど

俺はよくヒトラーを

引き合いに出すけど

俺からしてみりゃ

あいつは何も悪くねえ

ぶっちゃけた話

一番尊敬する政治家

俺はユダヤ人が大嫌い

ユダヤ人だって

パレスチナで

虐殺するだろ

それぞれがそれぞれで

パラレルなのさ

だから

この国の政治家よ

覚悟とプライドを持て

いつまで

アメリカの靴の裏舐めてやがる

そして堂々と

人を殺してこい

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君の心

欠けている

何か大切なものが

置き忘れてた

日々の暮らし

忙しすぎただけで

もう少しで自分を見失うところ

笑顔を

最近笑ってない

涙は

苦しくて

トイレで目頭を押さえる

恋人は

いない

夢は

もう捨てた

そうやって

みんな大人になる

でもいつまでたっても

変わらない

そんな場所

僕が僕で

君が君でいられる場所が

故郷

ＨＯＭＥ

いつかは死ぬんだ

いつかは帰るんだ

故郷に

この星と言う

惑星に

宇宙を見上げてごらん

あそこから

星たちだって

光になって

帰ってくる

君もさ

僕もさ

ただそれだけで

故郷なんだ

思いだして御覧

あの川のせせらぎを

あの山の紅葉を

そして君の家族

先生

友達

学校

優しかった

優しかった

優しくなろうよ

誰にでも

みんなに

そしたら

どこに行っても

日本中

故郷になるだろ

そしたらさ

世界中に

優しくしよう

僕らが

戦争するしか能のない国や

民族紛争に明け暮れる国

食べ物のない国

家のない

水のない

感染症が蔓延する

そんな国に

優しさを上げよう

そしたら世界中

どこに行っても

ＨＯＭＥ

になるから

肩を組んで酒を飲み

友達になれるから

優しさと言う

ＨＯＭＥを

世界中に

悲しみや憎しみは

もういらないから

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なんかたまにいるなあ

駅前で

下らねえ

お堅い理想を説いてる奴

良く聞くと

どうやら政治家になりたいらしい

とりあえず

スピーカーだかマイクだか

奪い取ってやるよ

そして

俺のアナーキーな歌

百回聞かせてやるよ

それでも分からないなら

俺がそいつを歌で

こきおろして

政治生命

登壇前から奪ってやるよ

あのさ

ほんとに心から

国を思って政治家やってる奴がいると思うか

いるんだったら

明日からそいつの為だけに

歌を歌うよ

先生先生

ある程度まで行きゃあ

上場企業の社長並みに偉いぜ

下らねえタレント候補だか何だか知らねえけどよ

お前ら　

そう　

お前らだよ

何やってんだ

利権しか興味のねえ奴ら

名誉にしか興味のねえ奴ら

金の亡者

そんな奴らを選びやがって

下らねえ歌さ

だってどうでもいいこと

歌ってる

政治なんてどうでもいいんだろ

戦争なんてしないもんな

中国から核兵器が飛んできたって

アメリカなんか助けてくれねえよ

共産党は核兵器を大歓迎するんだろ

日本人民開放万歳ってな

自分の妻も娘も恋人も

守れなくなっちまった

目の前で犯されたって

何もできない

自衛隊

おもちゃの兵隊のほうがまだましだい

気づくんじゃないの

阿鼻叫喚の地獄で

アメリカの植民地になっときゃよかった

ソビエトに併合されるべきだった

何だったんだよ

馬鹿を通り越してパラノイアじゃないかと思うけど

安保闘争

全共闘

べ平連

いいよ平和を目指したんだから

でもお前らが残したもんなんて

退行と退廃の現代で

小学生まで売春するような国になっちまった

この国が築き上げて来たものは

みんななくなっちまったた

残ったのは一千丁の借金だけ

だれも責任なんか取りやしない

そいつらは自慢してやがる

私たちの青春は光り輝いていた

勝手に

身を粉にして働く

前の世代にまたがって

遊んでたどら息子だろ

そんなんだから

たいした仕事も出来ねえくせして

団塊だか何だか知らねえけど

首切りが怖いだ

老後の不安だ

一生懸命働いた

ふざけたことぬかすな

あんたらの結果が

この国さ

まだヤクザのほうがましだ

はっきり言うよ

いないんだよ

一人もいないんだよ

この国のかじを取る政治家なんて

俺がなろうと思ったけど

もう

匙を投げた

後は笑うんだ

何もできないくせして

調子に乗って

英語も話せないくせして首相になって

滅私奉公が基本なのに

自己実現のために政治家になろうとするやつ

俺はさ政治家に心の底からなりたいよ

でも所詮精神病院に入院した男

核爆弾を乱射しかねない

十歳の時から思ってる

ケネディイに憧れた

ずーっと勉強してきた

でも無理なんだ

俺は気狂いなんだから

だから

こんな風に

これからあいつらを

からかってやろうと思ってね

それが今のこの国と平和の為に

出来る事なのさ

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