ゲルマン大和詩集

殺しときゃよかった

もともと存在意義なんかねえ

何思ったか

救世主と思って

周りに狂人と思われて

今は何か

そう

魯迅見たく

狂人日記を書いてらあ

だいたいなんだ

うちの親父は

銀座

赤坂

六本木

飲み歩いてさ

家に帰れば児童虐待

スパルタだってそこまでしねえ

俺の爺は

近衛師団

軍国教育

そんなことしてたから

こんな国になったんだろ

おまけに

弁が立つ

存在否定の

オンパレード

嫌んなった

おまけに

慶応に入らねえと

むかつくから

早稲田志望

家出したころ

良く売春してた

家出したころ

良く犬を虐待してた

家出したころ

良くいじめをしてた

家出したころ

図書館で哲学と政治の

本ばかり読んでいた

家出したころ

友達がいなかった

家出したころ

サカキバラの事件があった

鶏を花火で焼き殺した

ひたすら金を盗んで

パチスロやってた

家出したころ

親父が憎くて憎くて

しょうがなかった

家出したあの夜

金属バットっと

灯油を持って

親父とお袋の

寝室に入った

殺そうと思った

そして自分も

死ぬのだと

お袋の寝顔を見つめた

幼稚園の頃を

思いだした

涙で目が濡れた

殺さなかった

金庫を盗んだ

採石場で

破壊した

朝一の汽車で

町を出た

もう町には帰らない

そう決めていた

どんなものが

青春なのかは

分からない

一ヵ月半で

帰ってきた

あれも青春だったのか

少なくとも今よりも

もっと何かに飢えていた

殺しときゃよかった

死んどきゃよかった

今がなければよかった

めんどくさい

壊れた時計

針はもう正常には戻らない

誰も愛してくれなかったから

誰も愛せない

どう友達づきあいすればいいのか

今日の夜

同じなんだ

あの夜と

家出したあの夜と

また家出をするよ

どこに行こうか

君の家まで

家出をするよ

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我が旅路

闇と荒野が

続くのみ

光さす時

たまにあり

光とは

即ちそれは

キキのほかなし

我にも愛は

ありにけり

されど祖国に

のみさされ

たまに思いし

キキへとも

されど思いし

キキの愛

別なる男

へと差され

我へとは

たまに思いし

ときあれど

思い出の中

エイジへと

隔てた距離は

幾千里

会うに叶わず

思い届かず

故

我女買いにけり

人に愛されぬ

故なりと

思いて進む

修羅道に

身を堕としたる故なりて

盗み暴力ありにけり

家族より盗みし額は

三千万

祖父のライカも

二百万

書画骨董

忍び入りては

盗りにけり

コンビニ

万引き

置き引きも

また親の

愛を授かる

こともなし

煙草の火

いたるところに

押しあてられし

墓に縛られ

殴られし

椅子に縛られ

殴り倒され

意識失い

蔵押し入れに

閉ざされし

我が心には

闇のみぞ

広がりし

しかれども

ついに気づきし

キキの愛

我のみにのみ

あてられし

その愛に

夕日に笑う

栄治へと

おかしき罪に

気づきたり

我発狂す

院に入りて

障害者

いじめし日々ぞ

キキ忘れ

退院の後

真心ブラザーズ

キキを思うぞ

ただただ涙

流れたり

さすれれば

いつの日か

笑いし輪っか

そこにあり

立ち返りしき

誰よりも

優しく強き

あのころへ

長き荒野の

旅路後

高き荒波

航海と

ついに終わりし

我が試練

思いだしたり

愛を愛

しかれども

為に貯めたる

その知識

崩壊により全てを失す

されど我

又円として

万巻の書の

教え授かり

イエスの生れし

クリスマス

思いついたり

世界を救わん

ついに気づきし

只神は

この計画に

我をいざない

その為試練

又キキを

我に与えし

ついに知り

溢れる涙

止まる事なし

我誓う

四つの死にいく

士と死と史と氏

そして君

名と金色に

生きけれど

残りし物は

一握の砂

人道は

蟷螂と同じと

見つけたり

即ち男

身を滅し

世界の為に

死を選び

即ち女

身を律し

世界の為に

子を産み育てし

しかれども

忘れられんこ

と一つあり

あの日々に

壁に貼りしは

我は下

ウジ虫よりも下の下

世界救うは

ウジ虫なれど

世界に生きしは

人なるぞ

晴れるや天皇

そして我らよ

千代に八千代に

輝き続けん

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アメンバーになっていますが

私のアルバイト先

煙草屋の矢切屋のブログで

矢切の寅さんと言う

コラムを書かせてもらってます

けっこう評判いいのでよかったらぜひ

最近と言ってもここに三日

忙しくて、疲れて

調子悪いので

普段のゲルマン大和とは全く別な

矢切の寅さんを見てやってください

そしてこの場をお借りして

いつもご覧になっていただいてる皆さま

パセリさん

ゆっこさん

しのさん

ｍａｒｙｍａｒｙさん

むらちゃんさん

ドロシーさん

リオさん

２０％さん

下らない私の詩なんぞに

目をとめていただき

公営の限りです

お礼の句です

おお我が主

アーメン叫び

サイバーの

祈りよ届け

アーメンバーに

お粗末

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