ゲルマン大和詩集

十作品連続でゲルマン大和

ドイツテクノ編に

突入します

エミネムを超えられるか

きたない言葉が嫌いな方は

読まないでくださいね

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流れる雲

流れる僕

何時の間にか

一人置いてけぼり

明日を見つめてた

今日が目隠しした

昨日は雨だった

今日は晴れている

十二月の風が

頬を叩く

なんか涙流れる

どこに帰ろうか

変える家もない

もう日がくれる

おーい

おーい

まだここにいるぞ

ここにしかいられらない

たびに出たいな

金がない

パチンコやるか

全部すられた

みんな忙しそうだ

なんか欲しいな

なんかあげたいな

クリスマスだしさ

みんな何が欲しいかな

ホームレスから

天皇陛下まで

この国の人は

何が欲しいのかな

僕が欲しいのは

金じゃない

君が欲しい

君の愛が欲しい

代わりに僕の愛をあげる

どうしようかな

雲に乗りたいな

雲に乗って

雪をふらそう

大雪をふらそう

愛を包もう

みんな立ち往生

歌舞伎町にも

道玄坂にも

行かせない

家にこもって

愛する人と

愛に

シロップでもかけて

ついでに普段の仮面を

みかんと一緒に

むいっちゃって

こたつに入って

心も体も

温まり

家がない人は

ひとりぼっちの人は

僕もそうだから

愛する人を見つければ

愛した人を思い出し

雲にでも乗りなよ

忘れた愛を思い出し

自分とみんなに

降らせばいい

どこの国でもそおやって

ついでに平和になればいい

少なくとも今日だけは

メリークリスマス

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十年間

自分はキリスト

思い続けた

いつか世界を救う

たくさん本を読み

思索を続けた

ユダヤ人を

皆殺しにする

核戦争をする

僕にしか世界は救えない

君は誰かを愛してるかい

僕は君を愛してる

憎しみじゃ世界を

救えないから

みんなを

愛する事にした

その愛はどこから来てる

キキが教えてくれ

きっと貴方達にも

僕にとっての

キキがいる

ユダヤ人にも

だからさ

もう殺すのはやめにした

歌を歌う事にした

キキにも会いにいく

振られるかな

十年間で

千通手紙を出した

まだ返事はもらってない

もしさ

キリストだったら

どうしよう

それでも

歌を歌う

最高の詩を歌う

ユダヤ人にも分かる様に

病気はわかったよ

キリストは僕じゃなかった

君だった

誰かを愛し

その人に愛される

君だった

愛がさ

大嫌いだった

だからかな

病気になった

半年間

独房で

殺してくれって

泣きながら

叫んでた時もあった

誰も愛してくれなかった

ずっと死にたかった

キキとキリストが

助けてくれた

青春なんてなかった

キャバクラで

騙されだけ

もういいや

みんなが

みんながみんなを

愛せばいい

この病気の人は

愛がないんだよ

ユダヤ人にも

愛がないんだよ

愛犬を

トランクにつめて

川に投げる僕にも

愛はなかったんだよ

愛か

愛の詩が嫌いだった

今は愛の詩ばかり書く

愛が答えだった

もしキリストだとしたら

どうすればいいのかな

征ユダヤ大将軍に

なるのかな

第三次大戦を

指揮するのかな

いや

歌を歌いたい

愛を

みんなに教えたい

今は愛にあふれてる

だから

病気は治ったよ

さよなら

キリスト

僕は僕の道をゆく

愛を携え

どこに続いているのかな

運命は

もう信じない

取り合えず

キキに会いにいく

最後に

キキ

愛してる

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