坂本龍馬の身長は169センチという新説が発表されたのだという。
司馬遼太郎は、龍馬がゆくの中で、五尺八寸=176センチと書いたというが、それより7センチ小さかったという。 (竹下登元首相は、幹事長時代、自民党総裁選に立候補の表明する際に、「この五尺四寸の」と寸法を公表していました)
北里大学の平本講師と山梨県の郷土史研究家の研究で、根拠とするのは
「当時の和服の襟幅が、6〜6.5センチであったことから、現存するすべての龍馬の写真の背丈と比較して、169センチと推定しました」
169センチでも当時の平均身長は、155〜160センチで、龍馬が大柄であったことには変わりはないという。 人間の身長は大腿骨の長さを測定することで、かなりの精度で正確な身長が推定できるが、龍馬の遺骨は掘り起こされたこともなく、これまで正確な身長は、わからなかったという。
他には、武田信玄162センチ、加藤清正159センチだが、大阪城と共にその子秀頼と滅んだ豊臣秀吉の側室・淀君は、今の長澤まさみと同じ168センチだったという。
源の義経は148センチと推定したという。
やはり、小柄だが、これは肖像画に描かれた扇子の大きさから割り出したという。
正確な根拠には乏しいか。あくまで推定値ということらしい。
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