【ニューヨーク=小高航】米ゼネラル・モーターズ(GM)のアカーソン最高経営責任者(CEO)は10日、「役員報酬制限で優秀な人材を失っている」と述べ、報酬制限の撤廃を求める意向を示した。一方、今月発売した電気自動車「シボレー・ボルト」の普及へ向け、トヨタ自動車の「プリウス」を「オタクっぽい車」と表現。ライバル車を“口撃”した。米メディアが報じた。
ワシントンで講演した同CEOは、過去の経営の過ちを繰り返さないと強調。巨額の救済資金を受けた同社は政府から役員報酬を制限されているが、人材確保に制限撤廃が必要との認識を示した。同CEOの報酬は株式も含め年900万ドル(約7億6000万円)。
GMは環境イメージ改善の切り札として今月、ボルトを発売したばかり。AP通信によると、同CEOはプリウスを「オタクっぽい車」と表現。「私は絶対に乗らない」とする一方、「ボルトは格好が良い」と自画自賛した。企業のトップが公の場でライバル社の製品を批評するのは異例だ。
プリウス、トヨタ自動車
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