正司玲児さん　相方・敏江らにみとられ逝く

先月、舞台復帰を果たし、相方・敏江と息の合った漫才を披露した正司玲児さん Photo By スポニチ

　夫婦での“どつき漫才”で知られる漫才コンビ「正司敏江・玲児」の正司玲児（しょうじ・れいじ、本名及川玲児＝おいかわ・れいじ）さんが１０日午前１０時３２分、成人Ｔ細胞白血病リンパ腫のため大阪府羽曳野市の病院で死去した。７１歳。大分県出身。

　通夜は１３日午後７時、葬儀・告別式は１４日午前１１時半から、いずれも大阪市北区長柄西１の７の１３、大阪市立北斎場＝（電）０６（６３５１）３０４２＝で。喪主は長男孔児（こうじ）さん。

　松竹芸能に入社後、敏江（７０）と結婚。６６年にコンビを結成した。男女のコンビでは女性が優位に立つ芸風が多い中、玲児さんが敏江を叩き、跳び蹴りする過激さで人気を集めた。離婚後もコンビを解散せず、最近まで活発に活動していた。１年近く入退院を繰り返し、約１週間ほど前に再入院。夫人と３人の子供、敏江が最期をみとったという。

[ 2010年12月11日 ]