漫才師の正司玲児さん(左)と敏江さん
元妻の正司敏江さん(右)との漫才で「通天閣劇場TENGEKI」に出演し、会場をわかせていた正司玲児さん=2009年7月、大阪市浪速区
どつき漫才で知られた大阪の漫才コンビ「正司敏江・玲児」の正司玲児(しょうじ・れいじ、本名及川〈おいかわ〉玲児)さんが10日、成人T細胞白血病リンパ腫で死去した。71歳だった。通夜は13日午後7時、葬儀は14日午前11時30分から大阪市北区長柄西1の7の13の大阪市立北斎場で。喪主は長男及川孔児(こうじ)さん。
大分県出身。敏江さんとの「夫婦漫才」で、1969年に上方漫才大賞の新人賞を受賞。大阪・道頓堀の角座などに出演し、舞台上での激しいどつき合いで人気を博した。敏江さんとの離婚もネタにしながら、40年以上コンビとして活動を続けてきた。今月18、19日も大阪・通天閣地下の「通天閣劇場TENGEKI」に出演予定だった。