どつき漫才で人気を得た元夫婦コンビ「正司敏江・玲児」の漫才師、正司玲児(しょうじ・れいじ<本名・及川玲児=おいかわ・れいじ>)さんが10日、成人T細胞白血病リンパ腫のため亡くなった。71歳。葬儀は14日午前11時半、大阪市北区長柄西1の7の13の大阪市立北斎場。喪主は長男の及川孔児(こうじ)さん。
66年コンビ結成。ネタを忘れた敏江さんを玲児さんがどつくと敏江さんが逆襲して生まれたどつき漫才が受け、離婚後もコンビを続けた。最近も大阪・新世界の「通天閣劇場TENGEKI」などに出演していたが、今秋から体調を壊し、11月末の舞台を最後に休養していた。
毎日新聞 2010年12月10日 23時00分(最終更新 12月10日 23時43分)