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せんだってから社会問題に萌えてます。イタイほど。私、せんだって日記です。
いま、サンボマスターを聴きながら、和三盆でつくられた千歳飴を3本ほど舐めつつ、コマンドサンボの技を失敗した時のニガ~い思い出を噛み締めたり、KKKについての論文を3本したためたりしています。 いまさら私ごときがやいのやいの言うことでもないが、ちびくろさんぼが復刊との報を聞き、大変に喜んでいる。 同和、いや、童話絵本『ちびくろさんぼ』がいわれのない差別を受けて廃刊に追いやられた経緯は、これまた各方面で研究や発言がなされているので私ごときがやいのやいの言わずともいいのではあるが、掻い摘まんで言えば、ワシントンポスト紙が「日本の黒人差別、ヤベくね?」という記事を書き、これを受けた日本の言論機関がやや弱腰だったタイミングで「黒人差別をなくす会」なる知能の不自由な人達が『ちびくろさんぼ』の「さんぼ」は黒人の血を吸ってきた差別用語だから「善処」を要望するとの、勘違いと思い込みからの手紙を送付し、出版各社はビビって廃刊。廃刊の背景には、市民団体の横車だけではなく、渡辺ミッチー(故人)の間抜け発言による社会感情もあるにはあったことは付記すべきトコロ。 ●虎が出る。アフリカに虎は存在しない。とくにベンガルトラはバターの原材料であり、世界のバターの45%がインド産である。 ●作者ヘレン・バンナーマンは19世紀の英国婦人で、植民地であるインドに長いこと住んでた。 ●「サンボ」はインド・グルカ地方で極めて多い名前である。アメリカ大陸における「SAMBO」とは出自が違う。 『ちびくろさんぼ』を、インドを舞台にした知恵と勇気と幸運の話、以外の意味合いで読むというのはもう頭が不自由な人達と言わざるを得ない。 さて、「黒人差別をなくす会」とは、大阪府堺市を拠点とした、会長・有田喜美子氏、副会長・有田利二氏、書記兼会計・有田太氏の親子3人で構成された市民団体。ママパパボクのサンボん柱である。 パパ有田利二氏は、堺市教育委員会に勤務し同和教育に携わっていたという。当時のワシントン・ポストの記事を読んだパパ有田利二氏は、何十万円ほどかけて、デパートやオモチャ屋で黒人をカリカチュアしたと思われるデザインの人形を買いあさり、なぜか当時小学四年の太氏の発案で「なくす会」を発足。 10歳の子供書記長を先頭に、夏休みをフイにして人形などを数十万円ぶん買いあさり、10歳の子供の名義で出版各社に内容証明郵便を発送するという常軌を逸したとしか思えない活動っぷり。 『ちびくろさんぼ』廃刊騒動の中では、同和教育に熱心な長野県において図書館などから集められた『ちびくろさんぼ』を焚書するという事態まで起こっている。同和教育、まるでナチ公である。 『ちびくろさんぼ』を廃刊にしたことでチョンコづいた(長野の方言:調子づく、の意)ナチ型市民団体「黒人差別をなくす会」は、カルピスやタカラ(ダッコちゃんの会社)のトレードマークにもいちゃもんをつけて改変させるに至る。 頭が不自由な上にますますチョンコづいた有田利二氏・喜美子氏・太くんは『ドリトル先生シリーズ』『ジャングル大帝』『オバQ』に噛みつき、そしてなぜか『ついでにとんちんかん』『燃える!お兄さん』『SCRAP三太夫』などの週刊少年ジャンプ連載ギャグマンガを集中的に攻撃。太くんの愛読書なのかな? 勉強不足で視野が狭いことを露呈しつつ、札幌の「ちびくろ公園」などにも噛みつく。しかしなぜか合衆国南部には行かない。DEEP SOUTHにも行ってください。 ここでは主に画の表現が槍玉にあがっている。 厚いくちびる、大きな眼、ベタ黒の肌などだな。アフリカンアートも知らねえ、知識の不自由な親子の言いそうなことだ。 「黒人差別をなくす会」がいかに痛々しい組織であるかは、いたるところで読める。それはもう議論が渦を巻きマーガリンみたいになってる。 有田利二氏(ちびくろサンボの親子で言えばジャンボのポジション)は「他人の痛みを知らないといけない」とか「書名だけみても『サンボ』という言葉そのものに黒人の苦難の歴史が血塗られていることを知って欲しいのです」とか、馬鹿としか思えない発言をくり返している。 有田氏が「利二(としじ)」であるようにインド人少年サンボはサンボであり、意味不明かつバカバカしい言い掛かりで名作をいい気分で読む権利を奪われた我々の痛みも知って欲しい。 彼ら、大阪府堺市の有田一家が我々にもたらした苦痛や悲しみはいかばかりか。 訴えたいほどだ。 我々は、有田親子のような馬鹿を付け上がらせるとどうなるかを学んだ。 今回の復刊を、堺市のジャンボやマンボやサンボはどのように思っているのだろうか。 …知りてえなあ! ていうか、ネグロイドでもないのに黒人差別を振り回して企業を恫喝するというその手口、どっかで見たぞ。 ジャンボ有田一家、さてはエセだな。 エセ同和ならぬエセ黒人。 新しい利権の発明だったのか、うわー。 ごめんなさい。 ----------------------------------------------- 参考図書『新・差別用語』 山中 央(汐文社) この記事のトラックバックURL:
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/sendatte/diary/200503020000/edd4a/
こんばんは。ちびくろさんぼ復刊のニュースで廃刊になってたことすら知らなかった私。でも、子供の頃に好きだった本だし、以前にせんだってさんの「ホットケーキ」でトラのバターへの憧れを思い出す物語でもあり純粋に喜んでます。
子供の心にいい作品として残っている物語にいろんな解釈がつくんですね。私の地域でも昔からあった文化的行事が女性に対するどうのこうので廃止になった事がありました。それから、町内に毎年の用に訪れる賑わいはなくなり、その行事で季節を知るなんて生活も無くなってます。 変に敏感になる事ってどうなんだろうかと思いました。(2005.03.09 23:01:30)
いまから思えばタイミングが悪かったとか、いろいろな事情がみえますが、当時はきっとどうにもならんかった気がします。
ゆえに『ちびくろさんぼ』廃刊はもう悲劇としかいいようがないのですが、この経験はきっといろんな方面で生かされていますわー。 この奇怪な親子の「なくす会」がどんなに馬鹿げた思い込みで横車を押したのかを思うと、ぼくはいまだに冷静ではいられないのですけども。 「尾類馬行列」ですか? ずいぶん小賢しい理屈で廃止されてますが、どうやら「穢れ」を「畏怖」して奉る、わかりやすい素敵な祭りじゃないですか。 100年以上続いた祭りを、「理屈で」もって無くすのは、さみしいことですね。 観光資源にもなるでしょうに、無粋なことが多いですねえ。 (2005.03.09 23:34:24)
すばらしい。
胸のつかえがスッキリ降りたという感じです。 復刻本はさっそく買って、子供たちに見せました。 結果、5分で読み終わり、 「面白かった」 でチョン。拍子抜けしましたが、ま、今時の子供の態度としてはそんなもんかなと思いました。 いやはや有田親子、もういちど出てきてコメントして欲しいですね。責任ある者として。 言葉狩りなど、ようやく日本の行き過ぎた針が戻って来ている昨今(「軍靴の足音が聞こえる」とか言ってた左傾マスコミの論調が最後の花火だったな……)、ようやく中立から日本の行く末を考えることができるようになったと思います。(2005.08.31 23:48:49)
ほえほえさん
どうもです。 「面白かった」って、まあ気に入ってもらったようでなによりですね。 復刊にあたって、ジャンボ有田のコメントを取った雑誌があったんですが、同じこと言ってたみたいですよ。 「さんぼ」は血塗られた言葉だ、って。 話にならないですね。 エキセントリックな言説に振り回されるのは、もうたくさんですよねえ。 (2005.09.01 02:40:11) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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