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仙谷官房長官は北朝鮮追加制裁を検討

 北朝鮮の朝鮮人民軍が23日午後2時半(日本時間同)過ぎ、黄海の南北境界水域の韓国・延坪(ヨンピョン)島を陸上から激しく砲撃し、韓国軍も応戦し砲撃戦となった。砲撃により家屋多数が炎上、韓国軍兵士2人が死亡し6人が重傷、10人が軽傷を負ったほか、民間住民3人も負傷した。民間人被害を伴う陸地への砲撃は1953年の朝鮮戦争休戦以来初めて。韓国は警戒水準を最高度に引き上げた。国際世論も北朝鮮を激しく非難している。

 北朝鮮と韓国の砲撃戦を受け菅直人首相は23日夜、北沢俊美防衛相や仙谷由人官房長官らとともに、総理官邸で日本政府の関係閣僚会議に臨み、今後の対応を協議した。

 仙谷官房長官は会議後の記者会見で、砲撃について「砲撃は許し難く、強く非難する。挑発行為を直ちにやめるよう求める」と批判し、韓国への全面的支持を表明。北朝鮮に対する追加制裁を検討する考えを示した。

 砲撃戦の一報は、報道を通じて秘書官から菅首相に伝えられた。菅首相は公邸で情報収集に当たった後の午後4時45分ごろ官邸入り。緊急会見を開き、テレビカメラに向かい「国民のみなさんに、備えは万全だといえる態勢をつくりたい」と情報収集に全力を挙げる態勢づくりを示すことで“指導力”を強調した。 政府は官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置、情報収集を急いだ。

 [2010年11月24日8時21分 紙面から]


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