SFC投票率0%の危機 全塾協議会選挙、投票場所設置されず

2010年12月10日配信

 全塾協議会事務局長・次長選挙が6日(月)-11日(土)にかけ行われているが、投票開始から5日間に渡り投票所が設置されないという異例の事態になっている。選挙管理委員会は10日(金)に、SFCでの投票受付を音像工房が行う旨を発表した。今回の選挙では自治会費の値上げが問われており、キャンパスごとの投票率で配分を分けるという公約も提示されている。

設置予定場所
設置が予定されていた場所

 10日の投票時間終了後、選挙管理委員会はHPで福利厚生団体音像工房がSFCでの投票を受け付けると発表。しかし10日22:30現在、選挙管理委員会から具体的な投票方法についての説明はない。

 全塾協議会は、塾生全員から集めた学生自治会費を参加団体へ配分する権利を持つ。現在、学生自治会費は年間750円。学部・院生は学費と共に大学へ納入しており、総額はおよそ2,200万円にのぼる。
 今年は投票率・数が高いキャンパスへ配当額を強化するという公約を掲げる候補者が立候補しており、投票機会が減ったSFCへの配当額減額の可能性がある。SFCの去年の投票率は3%となっている。

 学生生活支援によると、全塾協議会の申請書類に不備があり投票所の設置が出来なかったという。SFC CLIPは全塾協議会へSFCでの投票機会について問い合わせているが、10日現在コメントはない。

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