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“議決の場合 小沢氏出席を”

12月10日 17時56分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

仙谷官房長官は、民放のテレビ番組の収録で、民主党の小沢元代表の国会招致について、政治倫理審査会が招致を議決した場合には、小沢氏は出席して政治とカネの問題を説明すべきだという考えを示しました。

この中で仙谷官房長官は「小沢氏本人も党の代表選挙のときに『国会が決めれば、ちゃんと説明する』と言っている。一度は出て説明していただかないといけないのではないか。私は出てくれると思う」と述べ、政治倫理審査会が招致を議決した場合には、小沢氏は出席して政治とカネの問題を説明すべきだという考えを示しました。一方、野党側が、問責決議を受けた仙谷長官らが辞任しなければ、来年の通常国会で審議に応じられないとしていることについては「審議拒否というのは、大変むなしい話だ。頭とことばと論理を使って勝負せず、国民から批判が来るのは目に見えている」と述べました。また、仙谷官房長官は、民主党と自民党によるいわゆる大連立について「論理的にはまちがっていないオプションだが、政治家にはみずからの政治的なポジションと選挙がある。さらに、『野合だ』とか『大政翼賛会だ』とか言われ、実態としてもそうなる可能性がある」と述べ、否定的な見解を示しました。