12月9日のニュース | |
熊本市がノロウイルス食中毒注意報 | |
冬場に多いノロウイルスによる食中毒の増加が予想されるとして、熊本市は、きょう注意報を発令しました。熊本市の16の定点医療機関で、感染性胃腸炎の患者数が2週連続して10人を超えたため、今年、独自に定めた要綱に沿ってはじめて発令しました。ノロウイルスは、人間の体内で増殖するもので、強い感染力がありますが、カキなど二枚貝は蓄積しやすいため、注意が必要です。熊本市保健所では、調理をする前とトイレの後の手洗いや、調理用具の消毒、カキなどの調理の際には85度以上で1分間以上しっかり加熱するよう呼びかけています。 | |
[最終更新]2010/12/09 19:27:55 | |
観光客誘致へ 医療検診ツアー | |
観光に医療検診を盛り込んだ中国人ツアーの一行が熊本を訪れました。県と県観光連盟が旅行会社と共同企画したモデル事業で、観光客誘致の新たな方策と期待されています。今回のツアーは、阿蘇や熊本市内、京都を回るほか、中国ではあまり普及していないPETというガン検診が盛り込まれています。医療ツアーはタイやシンガポールが先進国で、年間100万人規模で受け入れているそうです。国内でも最近注目されていて、東京や徳島などで取り組みがはじまっています。県内では初の試みですが言葉の違いや医療機関の受け入れ体制など課題もあります。県では、海外からの宿泊客55万人を目標に掲げていて、中でも富裕層が増え、観光ビザの発給条件が緩和された中国市場に期待してます。こうした中、観光ツアーの付加価値の1つとして医療検診も検討していて、今後もモデル事業を行い、商品化の道を探る考えです。 | |
[最終更新]2010/12/09 19:27:00 | |
子どもたちが観光ガイド | |
新幹線全線開業に向けて多くの観光客に熊本の素晴らしさを伝えようと、小学生が熊本市の水前寺成趣園でおもてなし大作戦を行いました。県と市の支援を受けた夢体験事業の一環で、熊本市立砂取小学校の6年生91人が、今年9月から現地学習や情報収集、発生練習など準備を進めてきました。きょうは6つのグループに分かれ、手作りマップを配り観光客を案内したり、江津湖が生んだ俳人中村汀女や、味噌の神様味噌天神についての紙芝居などテーマごとに発表を行うと、思わぬおもてなしに観光客は驚いた様子。クイズに参加したり熱心に耳を傾けていました。子どもたちにとっても熊本の歴史や魅力を再発見するいい機会になったようです。 | |
[最終更新]2010/12/09 19:25:15 | |
くまモンの認知度あげよう | |
「ひこにゃん」や「せんとくん」に続け!くまもとサプライズ運動のキャラクターくまモンについて、県は、民間企業に「無料」でロゴの使用やグッズ販売を認めることになりました。関西地区での広報戦略にも起用され、徐々に浸透しつつあるくまモン。すでに10社ほどから食品などの製品にデザインを使いたいという申し出があったことから県が無料の使用許可を検討し、くまモンをデザインした東京の事務所から著作権を買い取りました。県は、今年3月のくまモンのお披露目以来、営利目的でないデパートの包装紙などには使用を認めていましたが、今後、民間での使用を解禁することで、くまモンの認知度が上がり新幹線開業への機運が高まることを期待しています。申請は今月24日から受け付けます。 | |
[最終更新]2010/12/09 19:24:01 | |
中国人農業研修生が控訴 | |
阿蘇市や山都町の農家で、農業研修生として働いていた中国人女性3人が最低賃金以下で不当に働かされていたなどとして、およそ2千万円の損害賠償を求めていた裁判で、原告らは、1審の判決を不服としてきょう福岡高裁に控訴しました。先月26日に行われた1審では、原告側の「県が定める最低賃金以下で過酷な労働を強いられるなど違法な行為によって人権を侵害された」との主張に対し、熊本地裁は3人への未払い賃金の一部およそ52万円の支払いを認めたものの研修生に対し労働を強いたという不法行為は認めず、慰謝料の請求を退けていました。原告側は、「地裁の判決は最低賃金以下で働かされることを合法化するもので、許してはならない」として、きょう福岡高裁あてに控訴状を提出しました。控訴審は来年春ごろ開かれる見込みです。 | |
[最終更新]2010/12/09 19:20:37 | |
12月9日のニュース | |
熊本市がノロウイルス食中毒注意報
(19:27:55)
観光客誘致へ 医療検診ツアー (19:27:00) 子どもたちが観光ガイド (19:25:15) くまモンの認知度あげよう (19:24:01) 中国人農業研修生が控訴 (19:20:37) |
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