様々なシチュエーションやキャラクターを一人の声優が演じるミニドラマとメッセージが収録されたCD「Voice Colors Series」(以降VCS)。これまで石田彰さん、緑川光さん、宮野真守さんなど、人気男性声優が出演してきた同シリーズから、収録時間をプラスした拡大バージョンの「VCS+ ~想~」が2011年2月23日に発売される。
今回、VCSシリーズ第4弾「~信頼~」にも出演した小野大輔さんが出演するCD「Voice Colors Series+ ~想~」より、アフレコ後インタビューが到着したので紹介しよう!
――収録を終えられた感想をお願いします。
小野大輔さん:前作を演じた時もそうだったんですが、非常に頭も使いますし喉も使いますので……、凄く疲れました(笑)。
――収録で、特に気をつけて演じられたことはありますか?
小野さん:それぞれのキャラクターにアイデンティティがあるので……キャラクターが変わると声が変わるとか調子が変わるっていうのもあるんですが……それをちょっと一声聴いただけでも分かるようにしなくては、と思って演じていました。それぞれの役作りにかなり神経を使いましたね。
だから全体的にバランスがしっかりとれていて、なおかつ各キャラクターの人生をそこから感じていただければいいかな、と思っています。
――色々なシチュエーション・キャラクターがいますが、印象に残ったキャラクター・エピソードなどありましたら、教えてください。
小野さん:全部。全てにおいて、ですね。手強かったのが兄弟ですね。響と徹。響はやっぱりやさぐれている感じに……台本では別にそうはなっていないですが(笑)……血気盛んな若者だという感じですんなり入れたんですが、弟の徹のほうが、ピュアで大変でした。最初に用意してきた演技より「幼く可愛くしてください」って指示もあったので。
それに1人で演じるって事は両方のキャラが会話したりするので、響と徹が話しているとだんだんと徹が響に引きずられて声が下がっていく、なんてこともありました(笑)。そこは再三気をつけながら演じましたね。大変でした(笑)。
――今回2作目のご登場となりますが、演じてみて前回との違いなどはありますか?
小野さん:テーマが違うので、全く違うものでした。前作のテーマは『信頼』で、人と人との繋がりが「横」の繋がりだったんです。人と人とが信じて頼りあうっていう姿。今回は一人一人が対象となる主人公の「あなた」を想う。その想いが繋がっているという感じでした。そこが前作とは違っていて、やっていて面白かったですね。
集計期間 : 10/11/30~10/12/06