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都青少年健全育成条例改正案:民主総会で賛否議論

 東京都が議会に提案している過激な性描写の漫画・アニメの販売を規制する青少年健全育成条例の改正案で、最大会派の民主は10日午前、賛否を決めるために総会を開いた。6月議会で否決された前回の改正案には反対したが、「問題点がおおむね修正された」と評価の声がある一方、明確な反対意見も出され、午後0時半現在、調整が続いている。知事与党の自民、公明は当初から賛成していることから、民主が賛成すると、改正案は15日の都議会最終日で賛成多数で成立することになる。

 前回の改正案は、漫画・アニメの18歳未満にみえる登場人物を「非実在青少年」と定義して規制の対象としたが、反発を招いた。今回は、非実在青少年の文言を削除。強姦(ごうかん)など法に触れる性的行為を「不当に賛美・誇張」した描写を対象にした。【石川隆宣】

毎日新聞 2010年12月10日 東京夕刊

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